観戦記

山崎隆之四段(当時)の人を食ったような絶妙手順

将棋世界2001年1月号グラビア、「山崎隆之、気合の初優勝!!」より。 羽生五冠王以来の十代の新人王が、関西から誕生した。 第31回新人王戦三番勝負は1-1のタイで第3局を迎え、山崎隆之四段が北浜健介六段を下し、初優勝した。 対局の朝。プロ...
棋士のエピソード

その後の島研

将棋世界2001年1月号、鈴木大介六段(当時)の「鈴木大介の振り飛車日記」より。 島八段との全日本プロトーナメント戦。高橋九段に続き、A級の島八段と当たるなんて、厳しい反面うれしい対局である。 島八段には、三段の頃から公私ともにお世話になっ...
随筆

「でもコマーシャルに出ていた羽生さんは知っていますよ」

将棋世界2001年1月号、山田史生さんの巻頭エッセイ「違う世界」より。 私は新聞社を退職し、以後フリーで将棋ライターをするかたわら「囲碁将棋チャンネル」の番組制作アドバイザーを行っている。「囲碁将棋ちゃんねるは」は公式戦となった「銀河戦」(...
棋士のエピソード

「屋敷七段にはビックリしました」

将棋世界2000年9月号、滝澤修司さんの編集後記より。 家でゴロゴロしていると「棋士の北浜ですが、今度東京競馬場の特別室に行くのですがいかがですか」と嬉しいお誘いの電話が。当日は屋敷七段や久保六段もいて楽しい時間を過ごせました。ただ競馬のお...
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鈴木大介六段(当時)「僕の中では5分切れ負け最強といえば故・村山九段と屋敷七段」

将棋世界2000年8月号、鈴木大介六段(当時)の「鈴木大介の振り飛車日記」より。 すでに陥落が決まっている王位リーグ。最終戦はここまで3勝1敗でトップを走る屋敷七段との対局だ。 屋敷七段で有名なのは「忍者流」で僕が知り合った三段の頃はその勝...