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正解するのはほとんど難しい、大山康晴十五世名人出題の初段コース試験問題

将棋世界1979年2月号、「初段コース試験問題」より。第3問 大山康晴十五世名人出題振り飛車らしいサバキを。(正解は少し下の方に書いています)〔正解〕 ▲6七飛(25%) むずかしい局面のときには、あせらず、じっくり眺めてから打開策をたてる...
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ついつい間違ってしまう、谷川浩司四段(当時)出題の初段コース試験問題

将棋世界1979年2月号、「初段コース試験問題」より。第1問 谷川浩司四段出題一気の寄せをねらう一着。(正解は少し下の方に書いています)〔正解〕 ▲4一飛成(32%) 振飛車対居飛車の終盤戦です。振飛車側は一見固いようですが、△6七歩成を許...
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悲劇に挟まれた名人戦

近代将棋1993年8月号、湯川博士さんの「好きこそものの」より。 今年の名人戦の結果には驚かれた方が多いだろう。誰も予想しなかった挑戦者の4連勝、名人の4連敗。これは名人戦史上初のことだ。それまでの名人戦では中原対米長は5回戦って全部中原の...
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バトルロイヤル風間さんが癖で描いてしまった『オレたち将棋ん族』最新作

週刊将棋が3月30日号を最後に休刊となったが、バトルロイヤル風間さんが先週に引き続き、『オレたち将棋ん族』の最新作を自身のブログ上で公開した。→オレたち将棋ん族《1646》今回は「2016名人戦第1局の巻」。--------バトルロイヤル風...
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対局室に知らされた奨励会員の死

将棋世界1993年6月号、鈴木輝彦七段(当時)の「対局室25時 東京」より。 私の所は9図に進展。先手の▲8二歩成も速いが、一時的にしろ銀香得も大きく、指せるのではと思っていた。 午後3時頃で、激しい終盤に緊張感を覚えていた。時間を知ってい...