自戦記

羽生善治名人の非常にさりげない自戦記

将棋世界1995年6月号、羽生善治六冠の第53期名人戦〔羽生善治名人-森下卓八段〕第1局自戦記「将棋に負けて勝負に勝つ」より。 4月に入り、暖かく、桜の花が咲く時期がやって来ました。 そして、将棋界ではこの季節は新しい年度の始まり、名人戦の...
将棋ペンクラブ

棋界の隠れた記録

将棋世界1995年6月号、将棋普及指導員の大泉紘一さんのエッセイ「将棋の話あれこれ」より。 私はコンピュータ会社に勤める将棋マニアの一人で、棋歴は47年、本誌は40年来の読者です。昨年秋には加藤一二三、蛸島彰子両先生の推薦により、将棋普及指...
読む

「見落とし」と「見損じ」

近代将棋1989年10月号、田辺忠幸さんの「将棋界 高みの見物」より。 A級順位戦の観戦記に「塚田、見損じの敗戦」という見出しがあったので、毎度のことながら、これはこれはと思った。なぜなら、将棋界ではあまり「見損じ」とはいわずに「見落とし」...
将棋関連書籍Amazon売上TOP10

将棋関連書籍amazonベストセラーTOP30(12月12日)

伊奈めぐみさんの「将棋の渡辺くん(1)」が12月9日に発売され、amazonでは一時的に在庫切れとなるほどの人気となっている。現状はコミック部門でのランキングだけなので将棋部門で何位になるかはわからないが、非常な上位であることは間違いなさそ...
観戦記

80年前の非常に斬新な観戦記

将棋世界1971年6月号、倉島竹二郎さんの「南海の巨匠(18)」より。 私が大崎八段の対局を直接観戦したのは、第1期名人戦の第3局であった。 名人戦は昭和10年6月16日に花田長太郎八段対金子金五郎八段戦を緒戦として開始された。が、その緒戦...