読む

「あんな将棋指してたら、A級落ちても仕方ないで」

近代将棋2005年2月号、故・池崎和記さんの「関西つれづれ日記」より。11月某日 関西将棋会館で第30回「将棋の日」イベント。関西の棋士のほとんど(9割くらい)が出演する、年に一度の”ファン感謝デー”だ。 このイベントについては関西将棋会館...
読む

「酒を飲むのも立会人の仕事です」

近代将棋2005年1月号、故・池崎和記さんの「関西つれづれ日記」より。10月某日 清水-矢内の女流王位戦・第3局の観戦で佐賀県鳥栖市へ。両対局者とは福岡空港で合流し、西日本新聞社のマイクロバスで現地に入った。立会人は福岡市出身の中田功六段。...
奨励会

羽生善治名人のお母様「片山さん。善治のことを一番最初に褒めていただいたお礼を改めて申し上げます」

将棋世界1984年3月号、銀遊子さん(片山良三さん)の「関東奨励会報告」より。 羽生善治(はぶ・ぜんじ)は1年1ヵ月の猛スピードで6級から初段までを突っ走った。55勝22敗、勝率0.714というハイアベレージである。9月で14歳になるが、そ...
棋士のエピソード

「週刊誌で見ましたよ。わたしのことを書いてくれていますね」

将棋世界1983年2月号、故・能智映さんの「棋士のたのしみ」より。 半年ほど前だったか、『週刊現代』のグラビアで”勝負師たちのちょっといい表情”の解説文をたのまれたときにはまいった。 将棋記者として書いてはみたい。しかしだ、永年にわたって棋...
棋士のエピソード

井上慶太四段(当時)「わしが12時に帰るっていうとるのに……悪いお人達や…」

将棋世界1984年9月号、神吉宏充四段(当時)の「関西棋士はどないじゃい 井上慶太四段の巻」より。”花子さんは風邪をひいています。花子さんの家の前では牛がモウモウと鳴いてその横には蝶々が飛んでいます。さて花子さんはどんな病気でしょうか?” ...