棋士のエピソード

棋士の妻

近代将棋1997年6月号、中井広恵女流五段(当時)の「棋士たちのトレンディドラマ」より。  先日、中原先生とお仕事で御一緒した時に伺ったお話。 棋士は、対局や地方のお仕事等で帰宅が夜中になることも多々あるが、家に着く頃にちょうどお腹がすいて...
タイトル戦の食事

第86期棋聖戦第3局対局場「沼津倶楽部」

棋聖戦第3局は、静岡県沼津市の「沼津倶楽部」で行われる。→中継「沼津倶楽部」は、ミツワ石鹸二代目社長・三輪善兵衛(1871〜1939)の別荘として大正初めに建設された本格的な数寄屋造りの建物。建設された当時は、全室が茶室になっていたという。...
奨励会

郷田真隆2級(当時)「原因不明なんです」

将棋世界1984年8月号、銀遊子さん(片山良三さん)の「関東奨励会だより」より。”花の57年12月入会組”といわれているのだそうだ。へえ、と思って調べてみると、なるほど、天才少年の呼び声も高い羽生をはじめとして、小倉、佐藤(康)、森内という...
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「あんな将棋指してたら、A級落ちても仕方ないで」

近代将棋2005年2月号、故・池崎和記さんの「関西つれづれ日記」より。11月某日 関西将棋会館で第30回「将棋の日」イベント。関西の棋士のほとんど(9割くらい)が出演する、年に一度の”ファン感謝デー”だ。 このイベントについては関西将棋会館...
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「酒を飲むのも立会人の仕事です」

近代将棋2005年1月号、故・池崎和記さんの「関西つれづれ日記」より。10月某日 清水-矢内の女流王位戦・第3局の観戦で佐賀県鳥栖市へ。両対局者とは福岡空港で合流し、西日本新聞社のマイクロバスで現地に入った。立会人は福岡市出身の中田功六段。...