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プロ初段の条件

将棋世界1989年1月号、故・小野修一六段(当時)の「受け方教えます」より。 昔アマチュアの頃、何かで読んだプロ初段の条件というのに、 目かくし将棋が出来ること。 総ての詰将棋を詰ます(詰まし得ること) 駒落ちから平手まで総ての定跡に精通し...
タイトル戦の食事

第64期王将戦第7局対局場「弘前市民会館」

王将戦第7局は青森県弘前市の「弘前市民会館」で行われる。→棋譜中継(毎日IDの登録が必要)→中継ブログ弘前城(弘前公園)の一角に位置する「弘前市民会館」は、日本の近代建築の巨匠・前川國男氏設計による代表的な作品として、1964年に竣工された...
自戦記

郷田流振り飛車の捌き

郷田真隆九段らしさ満点の、郷田流振り飛車の捌き。郷田真隆九段の2000年の著書「実戦の振り飛車破り」より。平成9年8月18日第23期棋王戦本戦▲郷田真隆六段 △加藤一二三九段 加藤一二三九段は強い信念を持って対局に取り組んでいる棋士である。...
随筆

谷川浩司名人(当時)「みんな言ってくれるじゃないの」

近代将棋1990年11月号、谷川浩司王位(当時)の「復活への道」より。5月10日 第3局翌日 帰宅後、名人戦の衛星放送ビデオを見る。 優勢な局面を築きながら、逆転負け。「この局面、羽生君なら何分あれば勝てますか」と先崎四段。「そうですね。2...
随筆

谷川浩司名人(当時)「言ってしまってから慌てて訂正していたがもう遅い」

近代将棋1990年11月号、谷川浩司王位(当時)の「復活への道」より。塚田編集長から原稿依頼があったのは、8月下旬のことだった。 王位戦七番勝負を戦いながらも、王座戦の挑戦者になり、竜王戦でも決勝三番勝負に進み、ようやく復調の目処がついた頃...