棋士のエピソード

20分以内に解けたらプロ級の15手詰の詰将棋

将棋世界1995年8月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 この日の控え室は、13日とちがってやさしい棋士がそろっている。まず田中(寅)九段、森下八段があらわれ、つづいて日浦六段、佐藤前竜王、さらに島八段も姿を見せた。 こういう...
棋士のエピソード

世の中で一番恐ろしい控え室

将棋世界1995年8月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 そうして控え室にいると、先崎六段と北浜四段が継ぎ盤を作りはじめた。いつの間にか、村山八段がテーブルにひじをついてぶすっと眺めている。道場の用心棒、といった感じだ。 盤上...
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「8五飛研」、「ハチ公研」、「カイジ研」, 「ハイネ研」、「ホープ研」、「愛知研」、「豪邸研」、「馬研」

将棋世界2004年3月号、「これが謎のVSだ!」より。 「対局時計貸してください」「空いてる場所はあるかな?」 将棋会館内でこんな会話を聞くことがある。若手棋士がVS(実戦形式の研究会)を行う場所を捜しているときだ。 研究会流行りのプロ将棋...
将棋関連新刊書籍

2014年10月将棋関連新刊書籍

2014年10月の将棋関連新刊書籍。詰将棋一丁目三番地価格:¥ 1,080(税込)発売日:2014-10-30木村一基の初級者でもわかる受けの基本 (NHK将棋シリーズ )価格:¥ 1,296(税込)発売日:2014-10-11現代横歩取り...
棋士のエピソード

佐藤康光棋聖(当時)「これはどうしても書き留めておかねばならない」

将棋世界2004年3月号、佐藤康光棋聖(当時)の連載自戦記〔第53期王将リーグ 谷川浩司王位-佐藤康光棋聖戦〕「辛くも残留」より。 年が明けて早2週間程。今年は3日に近くにお参りに行く。お祈りしながら頭をよぎるのは昨年のラスト2ヵ月。それに...