自戦記 羽生善治六冠(当時)「相矢倉の攻め合いというのは将棋の醍醐味の一つで、こういう将棋が指せるようになると今より二倍は将棋が面白くなるはずだ」 羽生善治名人が、「この対局では完全燃焼しました」という表現を使うことは非常に稀であるが、その非常に稀なケース。将棋世界1995年2月号、羽生善治六冠(当時)の第7期竜王戦第6局〔羽生善治名人-佐藤康光竜王〕自戦記「完全燃焼の一局」より。(途... 2014.10.02 自戦記
棋戦 羽生善治四冠の都道府県別タイトル戦勝敗を分析する 昨日の、仙台市「茶寮宗園」で行われた王座戦第3局は、豊島将之七段が最後まで優劣の分からない中終盤の競り合いを制して、豊島七段の1勝2敗となった。-----羽生善治王座は、王座を初めて獲得した1992年以降、渡辺明二冠に奪取された2011年を... 2014.10.01 棋戦
自戦記 林葉直子女流王将(当時)「じゃあ、ハッキリさせて。私と山田さんどっちを取るか」 昨日、第22期倉敷藤花戦の挑戦者決定戦が行われ、山田久美女流三段が貞升南女流初段を破り、女流タイトル戦では最年長となる47歳8ヵ月での挑戦を決めた。山田久美女流三段は25年ぶり2度目のタイトル挑戦。また勝ち数が規定に達し、昨日付で女流四段に... 2014.09.30 自戦記
タイトル戦の食事 第62期王座戦第3局対局場「茶寮宗園」 王座戦第3局は仙台市太白区秋保町の「茶寮宗園」で行われる。→中継「茶寮宗園」は、仙台の奥座敷、秋保温泉の高級日本旅館。約8000坪の敷地全体が日本庭園になっており、建物は純和風の数奇屋造り。離れタイプの露天風呂付き客室10室と本館和室16室... 2014.09.29 タイトル戦の食事
奨励会 「先崎の少年時代のようだ」と言われた橋本崇載3級(当時) 将棋世界1995年9月号、「読者が作る声のページ レタープラザ」より。 「風の又三郎」「謎の転校生」といった小説を地で行くようなファンタジックな出来事に遭遇したことがある。 昨年の春のある日曜日の出来事である。いつもの通りS将棋センターへ行... 2014.09.29 奨励会