自戦記

ヒールになってしまった羽生善治四冠(当時)…番外編

将棋世界1994年7月号、大崎善生編集長(当時)の「編集部日記」より。5月16日 昼頃、羽生棋聖と対局中の谷川王将が編集部へ。 「私の初手▲7六歩に羽生君、どう指したと思います?」。 何手か言ってみたものの当たらない。 「△6二銀ですよ、△...
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NHK将棋講座2014年5月号「大石直嗣六段-丸山忠久九段戦」

今日はNHK将棋講座2014年5月号の発売日。 ◯表紙は郷田真隆NHK杯。◯グラビアは、  1頁目 「郷田真隆九段、あこがれの優勝杯」…郷田ファンの方は永久保存版!  2頁目 「実力者どうしの同期対決」…NHK杯決勝戦の模様  3頁目 「矢...
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ヒールになってしまった羽生善治四冠(当時)…後編

将棋世界1994年6月号、中平邦彦さんの巻頭エッセイ「色を変える花のように」より。 「面白いね。今度の米長と羽生は」 ビールをひと口飲んで友人は言った。どちらが勝つのかという興味はむろんだが、今回は盤外の前哨戦が面白いのである。 将棋ファン...
棋士のエピソード

ヒールになってしまった羽生善治四冠(当時)…前編

将棋世界1994年5月号、河口俊彦六段(当時)の第52期A級順位戦プレーオフ〔谷川浩司王将-羽生善治棋聖〕観戦記「牙をむいた天才」より。 楽しみは尽きない、と書いて、『将棋マガジン』誌、A級順位戦最終戦の観戦記の結びとした。 考えてみると私...
随筆

中田功五段(当時)「親には何も言うなよ」

将棋世界1994年4月号、中田功五段(当時)のリレーエッセイ「待ったが許されるならば・・・」より。 待ったが、許されるならば・・・。この題名を見れば過去の事を思い出すのが自然だが、私の場合、あまり印象に残る将棋がない。 大きな勝負を経験して...