観戦記

屋敷伸之五段(当時)の鬼のような勝局

将棋マガジン1990年7月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。 昼休みのガランとした対局室を見て回っていたら、一つ潰れている局面があった。シーズンオフの対局ではしばしばあるから驚かないが、対局者を見てビックリ。 潰されているのは、堅...
将棋関連書籍Amazon売上TOP10

将棋関連書籍amazon売上TOP30(4月12日)

amazonでの将棋関連書籍売上TOP30。(電子書籍を含む。価格欄が空白のものは電子書籍)将棋世界 2014年 05月号 価格:(税込)発売日:2014-04-03将棋世界 2014年 05月号 価格:¥ 800(税込)発売日:2014-...
棋士のエピソード

「悪童そうに見えて実は可愛げもあり、強そうでなんとなく頼りない」

将棋世界1994年6月号、大崎善生編集長(当時)の「第53期順位戦」より。全員にチャンス<B級1組> 「こうなったらA級復帰最多記録を作りますよ」。B級1組陥落間もない頃の田中寅の言葉。手痛い敗戦であったろうが、本人は元気一杯、少しもめげて...
観戦記

羽生善治四冠(当時)が「アアッー、飛車!」と驚いた村山聖七段(当時)指摘の一手

将棋世界1994年6月号、野口健二さんの第52期名人戦〔羽生善治四冠-米長邦雄名人〕第1局観戦記「名人位と独創への挑戦」より。 最近の羽生は、定跡形でない将棋を指すことを標榜し、実践している。将棋というゲームが秘める無限の可能性を自らの手で...
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「二人の名人」

4月5日は、升田幸三実力制第四代名人の命日だった。将棋世界1992年10月号(大山康晴十五世名人追悼号)、故・倉島竹二郎さんの「二人の名人」より。 升田も大山もまだ八段時代のことだが、あるとき、私は偶然升田、大山と一緒に同じ部屋で寝たことが...