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藤井猛四段(当時)、打率0.167

近代将棋1994年1月号、「戌年の将棋まつり」より。藤井猛四段(当時)の「ヒットが出た ―私の野球」。  私はスポーツはあまり得意な方ではないが一年半前に将棋連盟野球部「キングス」に入部して野球を始めました。  それまでは野球は見るのが専門...
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「若手棋士インタビュー 羽生善治前竜王 天才も人の子」

近代将棋1991年4月号、「若手棋士インタビュー 羽生善治前竜王 天才も人の子」より。 森下卓天王就位式の前にインタビューを受けてくれた。  谷川竜王の就位式にも出席していましたが、ライバルの式によく出れますね。 「ええ、まあ・・・好きな人...
棋士のエピソード

勝浦修九段「この僕がそんなこと言うはずないでしょ」

将棋世界1993年1月号、評論家の川上信定さんのエッセイ「競輪倶楽部」より。 「お前ら、こういうものを読まないと駄目だ。うまくなれない」  昭和51年だったか、翌年だったか、とにかく前橋競輪場の貴賓室でやたら威張っている男がいた。男は文春の...
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将棋駒駅旅情

将棋世界1990年8月号、「豆知識アレコレ」より。 十数年前、旅行ブームの折から「幸福-愛国」間の切符がマニアの間で有名になり、ちょっとしたお祝いの贈り物になるなどしたことがあった。  旅行雑誌では変わった名の駅特集などが組まれることがある...
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将棋を指したくないこと右に出る者なし

近代将棋1991年3月号、湯川恵子さんの「女の直感」より。  今年の正月休みはとうとう一局も将棋を指せなかった。指さない日が三日続くことはよくあるが、暇な三が日に駒を手にしなかったのはこの二十年間で初めてだ。そばに絶好の相手が二人居たのに、...