37年間解けない次の一手

昔から少しだけ心に引っかかっていることがあった。

それは、1972年頃の将棋世界や近代将棋に掲載されていた浅田飴の広告。

つぎの一手!!

― まず浅田飴 ―

というコピーの横に次の図面が載っている。

photo

後手番の次の一手になると思うのだが、当時どんなに考えても答えがわからなかった。

今見ても、適当な手が浮んでこない。

単なる飾りとしての図面なのか、恐るべき次の一手が隠されているのかがわからない。

浅田飴を食べれば解けるという感じでもなさそうだ。

私のように、37年間もこの浅田飴の広告のことが気になっている人間もいるので、広告としては大成功だったのかもしれないが。

将棋ペンクラブ会報の原稿

来年の3月発行の将棋ペンクラブ会報春号に、私は何かを書こうとは考えていなかった。

しかし、新春対談のテープ起こしをしている最中に、無性に会報の原稿を書きたいという衝動に駆られてしまい、書くことにした。

テープ起こし終了翌日、その気のあるうちに勢いで書かなければと思い、4時間で書き上げた。

次に会報に書くときのために二つくらいテーマを考えていたにもかかわらず、書きたくなる時は不思議なもので、急に思いついた新しい題材で書いてしまうものだ。

今回のタイトルは「青春の坂道」。

1976年の岡田奈々のヒット曲と同名だが、内容から考えてこのタイトルしかないと考えた。

前回の「広島の親分」が東映任侠路線とすると、「青春の坂道」は1980年代前半のフジテレビドラマ路線。どちらも将棋ノンフィクション。

細かい部分を手直しして数日内には編集室へ送りたいと思っている。

将棋ペンクラブ会報春号には、新春対談以外にも、名古屋在住の伝説的なアマ強豪で故・小池重明氏の実質的な師匠にあたるYさんの長期連載第1回目なども掲載される。

テープ起こし

将棋ペンクラブ会報春号の新春対談テープ起こしが終わった。

通常であれば2月の作業になるが、今回は対談のスケジュールが早かったので年内で完了。

私が将棋ペンクラブでテープ起こしをやるようになったのは2002年1月のことだったので、テープ起こし歴8年ということになる。

回数にして年2回(対談と最終選考会)ずつなので16回。

私がテープ起こししたものを湯川博士さんへ送り、湯川さんが手直しして、それで対談出席者や選考委員へ内容確認するという手順。

はじめのうちは、何も判断せずにテープ起こしをしたほうが早いだろうと思い、かなり会話に忠実に起こしていたが、ある年から、この方法がいかに非効率的かということに気付き、今はそれぞれの会話の内容を頭の中でまとめ、文章になるような言葉に置き換えてテープ起こしをするようにしている。

人間の会話はそのまま文字にしてみると、文法的に変だったり、話が途中で切り替わって二度とそこに戻らなかったり、口語体だとしても文章にはなり難い会話が意外なほど多い。

逆に考えると、人と人が会って直接話をする場合は、綺麗な文章にはならないような会話をしていたとしても充分に意志の疎通をはかることができるということになる。

文章だけで意思を伝えるのは、ある意味で非常に大変なことだ。誤解も生じやすい。

やはり人間同士のコミュニケーションの基本は直接話をすることだと思う。

特に最近何かあったわけでもなく、これは私の以前からの持論なのだが、直接会話をすればすぐに済むことをメールでやりとりし、かえって物事を複雑化させているケースが世の中には多いのではないかと思っている。

メールはビジネスを効率化させているというが、そう言う意味で非効率化させている部分も多い。

それぞれの局面で、どのようなコミュニケーション手段を取るのが良いか臨機応変に判断できるようになれれば理想的なのだろう。

、、、と、今日はいつもの「将棋ペンクラブログ」らしくない記事になってしまった。

楽天市場将棋関連商品売上TOP10(12月7日~12月13日)

楽天市場では、盤と駒がセットになった商品の売れ行きが良いようだ。

将棋を覚えたばかりの人向けの商品。

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神吉宏充六段と酒

神吉宏充六段の飲みっぷり。今もこのパターンかどうかはわからないが、十数年前の話。

小林恵子さん「本気十番勝負」より。

神吉さんが「神戸に遊びに来てや」と神戸に誘ってくれた際の御馳走たるや、半端ではなかった。

フグに始まり、素敵なBARを挟み、それから

「ステーキでもどうや?」と…。さすがにお腹一杯なので遠慮をすると、何件もの行きつけのお店に連れていってくれて、その度にお店の女の子を総動員させ連れ回り、最後はイタリア料理の店で御馳走して締めくくる。

いや、こちらから締めてもらったと言ってもいいだろう。

(中略)

これが、『神吉流の最高のもてなし!』と、いう事なのだろう。

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2軒目を終わったあとの「ステーキでもどうや?」。

東京で同じことを言うと「変なおじさん」になるが、ステーキの本場、神戸で使うと、殺し文句に変わる。

一度使ってみたい言葉だ。

将棋ペンクラブ末席幹事による将棋ペンクラブ非公認ブログ。近代将棋に連載していた「将棋ペンクラブログ」のネット版です。