将棋関連書籍セブンアンドワイ売上TOP10(5月9日)

今週は、久々セブンアンドワイの将棋関連書籍売上TOP10。

連休中だったからか、なかなかユニークな本が含まれている。

時節柄かコンピュータ将棋の本が二冊。

3位の「夜空に咲く恋」は、解説を読んでみたが、大企業に勤務する主人公の男性と親友の男性棋士の恋(?)の話…女子高生など、こういう分野が好きな方もいるのだろう。

強くなる将棋虎の巻 強くなる将棋虎の巻
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2009-04-07
将棋・ひと目の寄せ (マイコミ将棋文庫SP) 将棋・ひと目の寄せ (マイコミ将棋文庫SP)
価格:¥ 1,050(税込)
発売日:2008-07-24
夜空に咲く恋 (ダリア文庫) 夜空に咲く恋 (ダリア文庫)
価格:¥ 560(税込)
発売日:2007-09-13
杉本昌隆の振り飛車破り (MYCOM将棋ブックス) 杉本昌隆の振り飛車破り (MYCOM将棋ブックス)
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2007-02
編集者T君の謎 将棋業界のゆかいな人びと (講談社文庫) 編集者T君の謎 将棋業界のゆかいな人びと (講談社文庫)
価格:¥ 580(税込)
発売日:2006-07-12
5手詰ハンドブック〈2〉 5手詰ハンドブック〈2〉
価格:¥ 1,050(税込)
発売日:2006-03
ハンディー版 スグわかる!まんが将棋入門―ルールと戦法完全マスター ハンディー版 スグわかる!まんが将棋入門―ルールと戦法完全マスター
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2006-02-01
アマトップクラスに迫る―コンピュータ将棋の進歩〈5〉 アマトップクラスに迫る―コンピュータ将棋の進歩〈5〉
価格:¥ 2,730(税込)
発売日:2005-12
コンピュータ将棋のアルゴリズム―最強アルゴリズムの探求とプログラミング (I・O BOOKS) コンピュータ将棋のアルゴリズム―最強アルゴリズムの探求とプログラミング (I・O BOOKS)
価格:¥ 1,995(税込)
発売日:2005-02
谷川流寄せの法則 基礎編 谷川流寄せの法則 基礎編
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2004-07

中井塾・一般体験会

5月9日(土)は、10:00から、将棋ペンクラブ大賞一次選考に関わる作業、16:00からLPSAの「中井塾・一般体験会」に参加。

と、将棋は一局も指さないが、一日中将棋漬けになる。

中井塾・一般体験会は、講師が中井広恵天河と石橋幸緒女流王位。

女子プロ育成機関の研修内容を4時間体験できる。

ところで、これは私が参加申し込みをした後に知ったことなのだが、湯川博士さんが中井塾・一般体験会で特別講師として30分、「江戸時代の将棋の歴史」について講義をするということなのだ。

湯川博士さんは、「大江戸将棋所 伊藤宗印伝」や「落語うんちく事典」などを執筆しており、江戸時代のことに非常に詳しい。

その話を湯川博士さんから聞いたとき、私は笑いそうになってしまった。

普段親しい人から講義を受けるというのも、不思議な感じがして面白い。

明日が楽しみだ。

大江戸将棋所 伊藤宗印伝 大江戸将棋所 伊藤宗印伝
価格:¥ 580(税込)
発売日:2006-05-11

落語うんちく事典 (河出文庫) 落語うんちく事典 (河出文庫)
価格:¥ 756(税込)
発売日:2008-09-04

中原新名人が誕生する年の名人戦大盤解説会

飛び飛びで、「中原誠十六世名人にとって最も印象に残るタイトル戦」である、1972年の名人戦の模様をブログで書いているが、今日は当時の名人戦の大盤解説会の模様について。

この頃の大盤解説は、朝日新聞本社の裏手(現在の有楽町マリオンの裏手あたり)で行われていた。八段の棋士が解説をして、3m四方の大盤を故・佐藤健伍四段が操作する。

当時の将棋世界より抜粋。

===

有楽町名物大盤解説は今年も人気がでた。

第5局の解説は花村元司八段と木村義雄十四世名人であった。

二日目12時ちょうど。

「みなさま。こんにちは」と花村八段。

つめかけた人垣から「よう花村!」と声がかかる。拍手が起こる。

「…両雄はかたくなっているかというと、そうではない」

花村八段満面に笑みをたたえて語り始める。

「本局は、粘り勝ちして相手を負かす、という将棋じゃない」

”打ち消し”でおわるのが花村流。

(中略)

有楽町のほうは「かくいう花村も序盤は自信がないが、これからは花村の独壇場」と名セリフを吐いた。拍手喝采である。

「74分考えて5三銀。なにゆえに、仕掛けて長考したか」花村八段、柔和な眼をぐっと見開いた。観客は固唾をのんで次の言葉を待っている」

(中略)

花村八段、ツボをこころえた解説ぶりにファンの間で大爆笑が起こった。

結びは木村名人である。

「情においては大山名人に勝たせたい。しかし、若い者が競い立ってきませんので、第6局は中原君に奮闘してもらいたい」

===

この大盤解説が行われたのは1972年5月19日。アメリカから日本へ沖縄返還された4日後のことだった。

名人戦第3局対局場「福寿会館」

名人戦第3局の対局場となる「福寿会館」。

Wikipediaによると、

[場所]

広島県福山市の福山城公園内

[成り立ち]

1930年代に、海産物商で削り節の考案者といわれ「鰹節王」と呼ばれた安部和助氏の別荘として建てられた

[現在]

福山市の市史編纂室及び貸会議室や貸茶室として使われている。主に本館、洋館の2つの施設で構成され洋館は1997年に国の登録有形文化財に登録されている。

毎日新聞の記事でも取り上げられている。

洋館には、この4月に喫茶店「茶処 ばら」がオープンしたということなので、おやつ関係は、ここからデリバリーされる可能性が高い。

前夜祭は福山ニューキャッスルホテルで行われる。

福寿会館内に食事施設はないので、昼食は福山ニューキャッスルホテルからデリバリーされるのかもしれない。

福山ニューキャッスルホテルのレストランは次の3軒。

カフェ&ビュッフェレストラン クレール

ディナーバイキングに飲み放題を付けて男性は4,840円。魅力的だ。

フレンチレストラン ロジェ

大山黒牛ステーキフェア開催中。お急ぎのお客様へのおすすめステーキランチ「ミニッツランチ」3,150円というメニューもある。

和食堂 鞆の浦

行楽花見弁当が美味しそうだが、5/6までの期間限定。ランチメニューが豊富。

日替わり定食 1,890円

天ぷら定食 2,310円

刺身御膳 2,940円

鯛荒焚き御膳2,940円

瀬戸内御膳 3,675円

寿司会席 3,675円

あずさ御膳 4,725円

こうやって見ていくと、対局時の昼食は、

クレールのビーフカレー、シーフードピラフ、海の幸パスタ、あるいは鞆の浦の天ぷら定食あたりが、注目印なのではないだろうか。

気になる一手

現在発売されている週刊新潮(5月7・14日ゴールデンウィーク特大号)から、中原誠十六世名人・梅沢由香里女流棋聖による「気になる一手」の連載が開始された。

これは1ページの上半分が中原誠十六世名人の将棋での「気になる一手」。

下半分が梅沢由香里女流棋聖の囲碁での「気になる一手」。

中原誠十六世名人の書き出しより。

「『今週の気になる一手』と題して、将棋界のニュースや話題の対局をわかりやすく解説したいと思っている。また、ときには私自身の思い出や近況も織りまぜていくつもりですので、どうぞよろしくご愛読の程を」

第1回は名人戦第1局終盤の、郷田真隆九段の▲4三香。

詰将棋、詰碁欄だけだった週刊新潮が、編集長交替とともに将棋・囲碁で1頁(解答もあるので正確には1.25頁)になった。

誌面も、硬派度が高まる(30年前はもっと硬派だったが)とともに、娯楽度も高まったように思う。

引退した中原誠十六世名人の考えや思いを、これから毎週読むことができる。

素晴らしい連載だと思う。

将棋ペンクラブ末席幹事による将棋ペンクラブ非公認ブログ。近代将棋に連載していた「将棋ペンクラブログ」のネット版です。