棋士のエピソード

谷川浩司王位(当時)の不思議な味の紀行文

将棋世界1991年1月号、谷川浩司王位(当時)の「ドイツへの旅」より。この期の竜王戦第1局(羽生善治竜王-谷川浩司王位)が、フランクフルトで行われた。 ドイツは良かった。最高だった。 景色は綺麗だったし、ビールやワインは美味しかったし、将棋...
将棋関連新刊書籍

2013年7月将棋関連新刊書籍

7月の将棋関連新刊書籍。長岡研究ノート 振り飛車編 (マイナビ将棋BOOKS)価格:¥ 1,575(税込)発売日:2013-07-25第2回電王戦のすべて価格:¥ 1,554(税込)発売日:2013-07-25飛車角侍: 若さま包丁人情駒 ...
読む

島朗九段のルーツ

将棋世界1991年2月号、島朗七段(当時)の「待ったが許されるならば・・・」より。 私が同世代での普通の人生、いわゆる進学コースを諦めたのは、奨励会に入った頃というより、高校入学の時だったと思う。 当時二段になっていた私は、自分が四段になれ...
読む

「本当に凛々しいわ」「元ギャルで失礼します」「こんな素敵な息子がいたらどうしましょ」

近代将棋1994年3月号、故・小室明さんの「棋界フィールドワーク 羽生善治・奨励会時代の熱戦譜」より。 昨年夏頃から将棋界のトップニュースは、羽生善治という当時22歳の”ビッグネーム”によって埋め尽くされた。そして待望の五冠王に輝くと「棋界...
読む

行方尚史四段(当時)を追う

近代将棋1994年6月号、故・団鬼六さんの名人戦〔米長邦雄名人-羽生善治四冠〕第1局観戦記「第52期名人戦は人生的革命戦争である」より。 52期名人戦はやはり、米長と羽生との宿命の決戦となった。 50才の米長名人に対し、23才の挑戦者、羽生...