インタビュー・対談

「佐藤康光という男」

将棋世界1990年9月号、鈴木宏彦さんのインタビュー「漂う大物感 佐藤康光という男」より。  19歳の羽生が竜王に就いたのは、昨年12月。18歳の屋敷が棋聖戦で2期連続挑戦という快挙を見せたのが、今年の6月。  チャイルドブランド達の勢いは...
読む

島朗竜王(当時)とナマコ

将棋世界1990年2月号、青島たつひこさん(鈴木宏彦さん)の「こまごまスクランブル '89将棋界十大ニュースを探るの巻」より。第4位 竜王戦第1局、終盤、投了のシーンまで公開で対局 「一番最初になまこを食った人は偉大だ」とは、よくいわれる言...
棋士のエピソード

「点のある・ない論争」・・・中村修七段(当時)の独白

将棋世界1990年10月号、中村修七段(当時)の「不思議流中村の新感覚講座 プロのテクニック」より。  最近、将棋指しとして自信を失う出来事がありました。  旅先で郷田四段と言い争いになりました。将棋盤に点が付いているか、についてです。盤面...
奨励会

ライバル物語

将棋世界1990年2月号、先崎学四段(当時)の「今月のハイライトシーン」より。 ライバル物語 「この将棋、もう逆転しないよね」  彼は笑いながら言った。2年前の秋、僕らの前には順位戦CⅡの桐谷広人-佐藤康光戦が、現在進行形で進んでいた。 「...
読む

森内俊之四段(当時)「ダッ、ダメです。書けません」

将棋世界1990年3月号、谷山浩子さんのエッセイ「棋士のキャラクター」より。 わたしが一番最初に知り合いになったプロ棋士は、前竜王の島さんだ。  一昨年の秋に、パーティー会場で観戦記者の東公平さんから紹介していただいた。「オシャレで生活感が...