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さわやか流と泥沼流の間

将棋世界1990年1月号、米長邦雄九段(当時)の自戦記「小堀清一の再来」より。 まさしく中原誠ばりの桂跳ねであった。 この間、中原先生に「あなたは本当に桂使いがうまい。小堀清一の再来だ」という風にほめたところ「あんまりありがたくない」という...
随筆

森下卓少年の入門将棋

将棋マガジン1990年2月号、森下卓六段(当時)の「リレーエッセイ 忘れ得ぬ局面 忘れたい局面」より。 昭和53年、1978年、いまを遡ること12年の昔です。 昭和41年に北九州は小倉に誕生して、昭和53年までの12年間、小倉の田舎で平凡な...
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それぞれの羽生世代

将棋世界1990年8月号、青島たつひこさん(鈴木宏彦さん)の「駒ゴマスクランブル」より。 「馬鹿だなあ。こういうのは、絶対にサインもらうほうがいいんだ。向こうだって、それを待っているんだから」 先崎四段だ。 「そうかあ」と郷田四段。 「そう...
インタビュー・対談

羽生善治竜王(当時)「好みのタイプなんてお聞きしていいですか」

将棋世界1990年8月号、「羽生竜王、憧れの菊池桃子さんと念願の対談」より。―羽生竜王は去年の竜王戦というビッグタイトル戦で「竜王」になって優勝賞金3000万円を獲得したんですよ。羽生 ただ、そういうことを考えていると邪念が入ってきてしまう...
タイトル戦の食事

王将戦第4局対局場「ホテル花月」

王将戦第3局は栃木県大田原市の「ホテル花月」で行われる。→棋譜中継→中継ブログホテル花月は、那須山や那珂川を望める、ホテルの機能と旅館のくつろぎを持った湖畔の観光旅館。 〔昼食実績〕将棋棋士の食事とおやつによると、「ホテル花月」での昼食実績...