棋士のエピソード

屋敷伸之棋聖(当時)「ははは」

将棋世界1990年10月号、青島たつひこさん(鈴木宏彦さん)の「駒ゴマスクランブル」より。 屋敷新棋聖が誕生した。驚いた。五番勝負の2連敗3連勝は過去にも比較的よくあることなのだが、それにしてもまさかと思っていた。 羽生竜王の誕生は大ニュー...
棋士のエピソード

中村修七段(当時)の苦行

将棋世界1990年11月号、中村修七段(当時)の「プロのテクニック」より。 今考えても先の大阪遠征はつらいものでした。 対局前日、会館のある福島駅に降り立って見ると外は大雨。駅から目の前にある関西会館の途中は地盤が悪いのか、30cmぐらい水...
観戦記

高橋道雄八段(当時)の思い

1989年に行われた棋聖戦挑戦者決定戦、屋敷伸之四段(当時)に敗れた高橋道雄八段(当時)は、投了後10分あまり一言も発することなく、感想戦をせずに帰った。→高橋道雄八段(当時)「まずい将棋を指して、申し訳ありません」今日は、その時の将棋がど...
観戦記

「好漢・木村、華と散る」

NHK将棋講座2006年2月号、小田尚英さんの第18期竜王戦(渡辺明竜王-木村一基七段)七番勝負第4局観戦記「好漢・木村、華と散る」より。小田さんは読売新聞記者で竜王戦担当。 終局直後に問われて竜王は「できすぎです」と答えた。対局の緊張が抜...
タイトル戦の食事

棋王戦第1局対局場「長野ホテル犀北館」

郷田真隆棋王に渡辺明竜王が挑戦する棋王戦、第1局は「長野ホテル犀北館」で行われる→中継「長野ホテル犀北館」は、創業が1890年の本格的なシティホテル。長野駅と善光寺の中間に位置し、ビジネスや観光の拠点としても最適だ。古くから多くの文化人・著...