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大内延介九段「ギンギラギンにさりげなく」

将棋マガジン1988年6月号、大内延介九段の「大内流振り飛車穴熊指南」より。 対局に盤駒かかせないのと同じに、対局場そのものも、実は大きな要素なのである。 だから地方での対局の場合、関係者は、対局場にことのほか気を使う。タイトル戦は、大抵そ...
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強気男 木村一基六段(当時)

将棋世界2002年8月号、神吉宏充六段(当時)の「関西のことなんでもしゃべりまっせ」より。 先日、千葉県市川市で行われた木村一基六段の昇級・昇段祝賀パーティーにお邪魔してきた。何でも来年4月1日から七段に昇段が決まっているとのこと。何故?は...
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天野宗歩の読み方

将棋世界2002年7月号、故・真部一男九段の「将棋論考」より。 読者からのリクエストがあったので、また天野宗歩の棋譜を紹介したい。 この小論を通して一人でも宗歩に興味を持ってくださる方がおられるとすれば筆者としてこんなに嬉しい事はない。 宗...
タイトル戦の食事

竜王戦第2局対局場「金沢エクセルホテル東急」

竜王戦第2局は金沢市の「金沢エクセルホテル東急」で行われる。→中継「金沢エクセルホテル東急」は金沢の中心に位置する東急グループのホテル。兼六園にも近い。 東京でいえば、その建物の形と色彩から「軍艦パジャマ」と呼ばれた「赤坂東急ホテル」も現在...
観戦記

深浦康市七段(当時)にとっての、将棋の世界に入らなければ会えなかったタイプの人

将棋世界2002年5月号、深浦康市七段(当時)の第27期棋王戦(羽生善治棋王-佐藤康光九段)観戦記「二手損と千日手回避」より。 将棋の世界に入らなければ会えなかったタイプの人―と問われればまっ先に森下卓八段の名前を挙げる。私が花村門下に入門...