棋士のエピソード

林葉直子「私の愛する棋士達 第11回 森下卓六段の巻」

将棋マガジン1991年11月号、林葉直子女流名人(当時)の「私の愛した棋士達 森下卓六段の巻」より。 さわやかな風のように現れたかと思うと少しカン高い声で、「いやー、林葉さんのような美人と今月は三回も仕事が一緒で僕は幸せです」「全然そんなこ...
読む

対局中のテレパシー

将棋マガジン1988年8月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。 有森~小林(宏)戦は、早くから小林が秒読みに追われていた。にもかかわらず頑張って混戦模様。そこで小林は図、△5九角と打った。  打った瞬間、小林はシマッタ!と思ったそう...
読む

羽生流驚愕の一手(1991年)

将棋マガジン1991年3月号、「公式棋戦の動き(テレビ東京早指し戦)」より。驚愕の一手 羽生前竜王は、テレビ将棋で、ハデと言うか、印象に残る手を指すことが多い。 対有吉九段戦も例外ではなかった。  この局面で、後手が気になるのは、▲6六角と...
棋士のエピソード

将棋連盟野球部員列伝(1991年版)

将棋マガジン1991年9月号、泉正樹六段(当時)の「囲いの崩し方」より。今月も引き続き野球の話で、我が”キングス”のメンバー構成を紹介。 選手像に多少誇張する部分もあるやもしれず、許してつかわせ。 では、さっそく思いつくまま、チャレンジャー...
棋士のエピソード

将棋連盟野球部事始め

将棋マガジン1991年8月号、泉正樹六段(当時)の「囲いの崩し方」より。 今年のペナントレースは両極端。 セリーグの大混戦は見ていて楽しい。地元のヤクルトが頑張っているのは、良い刺激を受けるし、阪神の貯金を与える寛大さは、慈悲の精神に通じる...