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棋士室での質問

将棋マガジン1995年11月号、鹿野圭生女流初段(当時)の「タマの目」より。質問阿部六段「有森さん、この将棋ここでこうやったら、どう指すんですか」有森六段「なんや、ワシの棋譜やんか」阿部「ウン、感想戦ではどう言うてました?」有森「……知るか...
タイトル戦の食事

王座戦第1局対局場「ホテルメトロポリタン仙台」

渡辺明王座に羽生善治二冠が挑戦する王座戦の第1局は、仙台市の「ホテルメトロポリタン仙台」で行われる。→中継ホテルメトロポリタン仙台は、1988年に開業されたJR東日本グループのシティホテル。仙台駅から徒歩1分、ほとんど駅に隣接するような形と...
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名人戦前夜祭の舌戦

将棋マガジン1995年7月号、萩山徹編集長の編集後記より。森下「毎日新聞に『カナリアがオウムと戦う世紀末』という川柳が載っていましたが、私の相手もオウム並みです」羽生「私はオウムではなくハブです。まあ、毒もありますが、それは盤上だけですから...
随筆

郷田が悲しむとき、天は涙雨を送る

郷田真隆棋王ファンの方が見たら、絶対に感動する文章だと思う。将棋マガジン1993年2月号、写真家の中野英伴さんの「棋聖戦見聞雑記」より。 今期、棋聖戦が面白い。王位郷田真隆の再度の挑戦となって、迎え撃つは棋聖谷川浩司。この半年間の両者のから...
棋士のエピソード

勝つまで止めない、勝っても止めない

矢倉規広六段の三段時代。将棋マガジン1993年2月号、スポットライト奨励会より。 名前からして、いかにも将棋指しに向いていそうなのがこの矢倉君。矢倉も得意戦法の一つだが、振り飛車も指しこなす自在型。序盤はやや雑だが多少の不利を気にしない終盤...