棋士室での質問

将棋マガジン1995年11月号、鹿野圭生女流初段(当時)の「タマの目」より。

質問

阿部六段「有森さん、この将棋ここでこうやったら、どう指すんですか」

有森六段「なんや、ワシの棋譜やんか」

阿部「ウン、感想戦ではどう言うてました?」

有森「……知るか」

ギャラリー一同「???」

有森「内緒や!!」

阿部「なんでェ!?」

有森「なんでワシ、明日の対局相手に教えたらなアカンネン。あんた、明日そうやって来たら困るがな」

(ギャラリー爆笑しながら納得)

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有森浩三六段(当時)も阿部隆六段(当時)も、非常にいい味を出している。

ツッコミ系の二人ならではの会話だ。

阿部六段の「なんでェ!?」が超絶妙。