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谷川浩司王将(当時)「あんたの負け」

将棋マガジン1994年2月号、鹿野圭生女流初段(当時)の「タマの目」より。 (東京で行われた”将棋の日”イベントの後のこと)タマ「お、十秒将棋名人、御馳走してよ」 塚田八段「いやいや、(谷川)王将がおりまんがな」 タマ「はっはぁー」 谷川王...
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ストイックな五冠王

昨日の名人戦第1局は、森内俊之名人が勝った。 本当に力の入った名勝負。 森内名人は連敗が続いていたが、厄年には何か悪いことがあった方が自然だ。 森内名人の厄は11連敗に放出されて、厄から抜け出したのではないかと思う。 羽生二冠は、昨年の名人...
インタビュー・対談

「朝は自炊。ご飯も自分で炊きます」

将棋マガジン1993年11月号、鈴木宏彦さんの「青年五冠王に聞く」より。 ―プライベートなこともうかがいましょう。英会話も習っているとか。 羽生 いま夏休み中ですが、半年くらい学校に通いました。上達はあまり。高校の頃に勉強をさぼったのが、響...
インタビュー・対談

羽生善治五冠(当時)が語る、各トップ棋士の印象

将棋マガジン1993年11月号、鈴木宏彦さんの「青年五冠王に聞く」より。  次は四年前の将棋世界、僕のインタビューを再現。当時の羽生は十八歳・五段。前期公式戦で64勝16敗という成績をあげて初めての将棋大賞を獲得。初タイトル(竜王)を獲得す...
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内に動、外に静の名人戦 第1局「椿山荘」

将棋マガジン1988年5月号、中野英伴さんの写真エッセイ「レンズの向こうの棋士達 中原誠名人の巻」より。 名人を失った瞬間の名人は、悲しみをじっとこらえて動かなかった。体の中に渦巻く怒りと悔しさ、切なさとむなしさ、複雑な感情を人間味豊かな名...