現代の中飛車と戦前の横歩取り

将棋ペンクラブ会報の、木村晋介弁護士と団鬼六さんの対談のテープ起しがまだ終わらない…

昨日の王将戦第3局、羽生善治王将-深浦康市王位戦は、深浦王位が勝って羽生王将の1勝2敗。

現代の居飛車対中飛車の戦いだが、初手から十数手までは、戦前の横歩取りと同じような手順。

そういえば、東公平著「升田幸三物語」に、昭和13年の升田幸三五段-大野源一六段戦の棋譜が載っている。升田五段の横歩取り、大野六段は中飛車模様から、王を右翼へ移動させ…のような戦い。テープ起しが終わって時間ができたら、この一戦をご紹介したい。振飛車名人の大野九段が振飛車を本格的にはじめるずっと前の棋譜だが、三つ子の魂百まで。現代の居飛車対中飛車の戦いに少し似ている。

ちなみに林葉直子さんのブログが更新された。→子供

どうも私は、ネタが少なくなると、林葉直子さんのブログの更新情報をお知らせする傾向があるようだ…