女流棋士行きつけ・おすすめの店[井道千尋女流初段編]

日本将棋連盟女流棋士会「駒桜」のサイトの各女流棋士のプロフィール欄に書かれている「行きつけ・おすすめの店」探訪。

第15回目は井道千尋女流初段。

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井道千尋女流初段行きつけ・おすすめの店

→特に無いので逆に教えていただきたいです!!

そういうことであれば、私が一肌脱ぎたいと思う。

私のおすすめの店の、必殺メニューを紹介していきたい。

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蜂の子(洋食)

 「ソーセージヤサイ」と「オムライス」

蜂の子は、東京都中央区築地の老舗洋食店。2階は一般民家風。

ソーセージヤサイは、蜂の子秘伝のデミグラスソースでソーセージと野菜(キャベツなど)を煮込んだこの店にしかないメニューで、肉ヤサイ、レバーヤサイという兄弟メニューもある。

(ソーセージヤサイまたは肉ヤサイまたはレバヤサイ)+(オムライスまたは白スパ)

の6通りの頼み方が一般的だ。

オムライスは昔懐かしいオムライス、白スパは何も味がついていないスパゲティ。

ソーセージヤサイと白スパの写真

オムライスの写真

ソーセージヤサイ、肉ヤサイ、レバヤサイとも550円。

オムライス、白スパとも550円。

オムライス+ソーセージヤサイ=1,100円という、30年近く変わっていない値段。

地球最後の日があったとしたら、最後の昼食は、蜂の子のオムライスとソーセージヤサイと心に決めている。

ソーセージヤサイ自戦記

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ヤナギ(洋食)

 「オムライス生姜焼き」または「生姜焼きとライス」

ヤナギは、東京都中央区築地の庶民的な洋食店。非常にわかりづらい場所にあり、知る人ぞ知る店。

オムライスまたはオムドライカレーに、メンチカツまたはハンバーグまたはカニクリームコロッケまたは生姜焼きなどが添えられるメニューがあり、「オムライスハンバーグ」「オムドラメンチ」などと呼ばれている。

これらの中で最も好きな組合せは「オムライス生姜焼き」。

とにかく生姜焼きが絶妙で、私の中では日本一の生姜焼きだ。

オムライス生姜焼き自戦記

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アジャンタ(インド料理)

「マトンカレー」

麹町、旧・日本テレビ本社ビル隣の「アジャンタ」は、1957年創業のインド料理の老舗。

このブログにも何度か登場している。

私の学生時代は九段下にあってインドの食堂風だったが、今は綺麗な店構えになっている。

この店の25種類のカレーの中で、私が昔から大好きなのが「マトンカレー」。

とにかく辛いが絶品のカレー。

アジャンタのメニュー

地球最後の日にカレーを食べなければならない状況になったら、躊躇なくアジャンタのマトンカレーを選ぶつもりだ。

マトンカレー自戦記

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新宿中村屋 ルパ(インドカリー&洋食、中国料理)

「コールマンカリー」

アジャンタのマトンカレーを地球最後の日に、と書いた舌の根も乾かぬうちに他のカレーのことを絶賛するのは気が引けるのだが、新宿中村屋の「コールマンカリー」もはずすことができない。

コールマンカリーは、中村屋名物のチキンカリーにもっとトマトの酸味を効かせたようなカレー。

昼間、新宿に行ったときには、いつもコールマンカリーのことを頭に思い浮かべてしまう。

コールマンカリー自戦記

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喫茶YOU(喫茶)

「いちごフラッペ」

喫茶YOUは東銀座にある老舗喫茶店。(7月に店舗移転)

歌舞伎座の至近距離であったため、多くの歌舞伎関係者が通っている。

この店の一番の名物は、数年前のグルメ雑誌オムライス部門で1位に輝いたオムライス

ホイップクリームが濃厚な、とろりふわりのオムライスで、この店でしか味わうことができない料理。

オムライス自戦記

しかし、このような有名なオムライスを紹介するのがこの記事の目的ではない。

オムライスが登場する以前からの喫茶YOUの名物は「フラッペ」だった。

フラッペというと、氷の目が粗いかき氷を想像するが、この店のフラッペは雪のような柔らかいきめの細かさ。

そして、ここの大きな特徴は、果物をミキサーにかけたものをシロップにしている点。

いちごフラッペであれば、苺をミキサーにかけ、果肉が残る状態のものが氷の上にたくさんかけられている。

かき氷フリークな私であるが、喫茶YOUの「いちごフラッペ」は、最低でも銀座で一番のかき氷と断定して良いと思う。

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しかし、ここまで書いてきて、いかに私の好きな食べ物の傾向が偏っていることか……

(でも、今日書いたメニューは絶対のおすすめです)