今日は、年末恒例となった将棋寄席がある日。
なんと、渡辺明竜王が、将棋寄席を観に来られるという情報が入った。
→棋王戦挑戦者決定二番勝負第1局。
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たまたま偶然だが、渡辺竜王が竜王を獲得したのが2004年12月28日。この日は第1回将棋寄席が行われた日でもある。
渡辺竜王の竜王在位年数と将棋寄席の回数は同じ数字になることになる。
ちなみに将棋ペンクラブ大賞の回数は、平成の年号の数字と同じ。
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将棋寄席は、今日の17:00開場、17:25開演。
場所は浅草木馬亭(地図)
木戸は2,000円(前売り1,800円)
前売り券は売り切れているが、当日入場も可能。
抽選で、出演者のサイン本も当たる。
出演と演目は出演順で次の通り。
・あっち亭こっち(出版社勤務) 落語「浮世床」
・湯川一葉(湯川恵子) 落語「平林」
・木村家べんご志(木村晋介弁護士) 新作落語「椎名の手」
・桂扇生(落語家) 「ときそば」
・中入り
・バトルロイヤル風間 「上の空 似顔絵問答」
・仏家シャベル(湯川博士) 落語「淀五郎」
ゲストは船戸陽子女流二段と中倉宏美女流二段。バトルロイヤル風間さんの「上の空 似顔絵問答」で、変なインタビューをされながら似顔絵を描かれることになる。
今年の将棋寄席は、バトルさんのコーナーが大きな目玉と言われている。
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今日の将棋寄席の見所。
これを読んでから将棋寄席へ行くと、将棋寄席を2倍楽しむことができる。
- 将棋寄席のプロデュースは湯川博士さん。
- 湯川さんの日常の会話は落語より面白く、むしろ漫談のほうが個性を発揮できると思うのだが、落語も十分に面白い。
- 二次会で湯川博士さんと話をすると、そのことを実感いただけると思う。
- 湯川博士さんによる、渡辺明竜王や中倉宏美女流二段への来場交渉は、今年の9月17日の「将棋ペンクラブ大賞贈呈式」のパーティ-の場で行われていた。
- その時、私は横で見ていたが、湯川博士さんは、エスキモーにクーラーを売るような勢いで渡辺竜王や中倉宏美女流二段に将棋寄席へ来ることを勧めていた。
- アラスカは寒すぎるので、食物保管を穏便に行う意味でエスキモーに冷蔵庫は売れるが、クーラーは売れない。
- いろいろな意味で、湯川博士さんの説得術は凄いと思った。
- 湯川博士さんは今回のネタをやるために、歌舞伎(仮名手本忠臣蔵)を初めて観に行った。
- 当日の受付は、湯川博士さんのお兄様と、元・ミス荒川放水路といわれているMISAKOさん。
- 直近の共同稽古は12月14日に行われている。
- 木村家べんご志の新作落語「椎名の手」の椎名は、学生時代からの親友である椎名誠さんのこと。
- あっち亭こっちさんは、都会的な女性誌の副編集長。素人演芸界の大プロデューサーで各所で活躍をしている。
- 将棋ペンクラブ会員でなければ将棋寄席の演者になれないという内規がある。
- 桂扇生さんの噺と話は絶対に面白い。私は落語に詳しくないし坊主頭にもなりたくないが、桂扇生さんの落語が面白くなければ、私が坊主になっても良いというほどの芸。今までに三度観てそう思う。