2012-05

将棋雑文

王位戦挑戦者決定戦を占う

昨日、王位戦挑戦者決定リーグ最終戦が行われ、紅組は渡辺明竜王、白組は藤井猛九段が一位となった。 両者による挑戦者決定戦は5月30日に行われる。 藤井猛九段は、昨年に続いての挑戦者決定戦進出。 ----- 王位戦挑戦者決定リーグ戦、以前から紅...
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佐藤康光五段(当時)「自分よりも強い人がいいです」

将棋マガジン1993年4月号、鈴木輝彦七段(当時)の「枕の将棋学'93」より。 今回の対談には佐藤康光君に来て貰った。特に彼には「将棋の魅力」について語ってもらいたいと思っていた。それが、彼なりの「何のため」の答えになっていると思うからだ。...
棋士のエピソード

ボヤきの石田節

昨日行われた竜王戦6組 石田和雄九段-小林宏七段戦が、石田九段現役最後の対局となった。 対局中のボヤキが聞けなくなり寂しくなる。 今日は、石田九段が竜王戦挑戦者決定戦まで進んだ頃の”石田節”をフォーカスしてみたい。 将棋マガジン1990年9...
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森内俊之名人の若い頃、など

将棋マガジン1993年11月号、高橋呉郎さんの「形のメモ帳:森内俊之 おっとり型の勝負強さ」より。  現在の将棋界は、技術系優位の企業に似ている。最先端技術を吸収し、それを駆使して新製品開発に先鞭をつけたエンジニアが昇進レースの最短距離を突...
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対森内戦になるとにわかに凶暴になる羽生七冠(当時)

将棋世界1996年6月号、中野隆義さんの第54期名人戦〔羽生善治七冠-森内俊之八段〕第2局観戦記「戦法の色」より。 羽生将棋の一大特徴は攻守のバランスが非常によく取れているところにある、とはいろいろな評論で語られているところである。大体、攻...