"村山聖"

観戦記

中村太地少年-都成竜馬少年戦

将棋世界1992年4月号、東公平さんの第3回富士通オープン将棋トーナメント決勝戦〔丸山忠久四段-菊田裕司アマ〕観戦記「ゴールキーパー丸山」より。  司会の女子アナ「この富士通オープン、第3回にして初めて、なんと、プロアマの決勝対局となりまし...
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不思議な味の「順位戦大展望」

昨日の記事に登場した”水割りおじさん”こと、元毎日新聞編集委員の故・加古明光さんに今日はスポットを当ててみたい。 加古さんは約30年間、学芸部で将棋と音楽を担当し、名人戦や王将戦の観戦記者、日本レコード大賞審査員も務めた。 そういうわけで、...
観戦記

激辛感想戦

近代将棋1991年3月号、鈴木宏彦さんの第14回若獅子戦1回戦第2局〔小倉久史四段-丸山忠久四段〕「小倉の荒技、丸山包囲網を破る」より。  将棋連盟の手合係のところに棋士の個人成績表がある。平成二年度の棋士の成績を◯と●を付けて表にしたもの...
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トビオ逝く

将棋世界1991年4月号、森信雄五段(当時)の「創作 次の一手 解答&解説」より。 古本屋で見つけた”日本の旅情”という本の中に、牧水の歩いた上州の暮坂峠が出ていたので、歩いてみました。  明治の頃に湯治客でにぎわい、今は忘れられた道のひと...
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「羽生なら3分35秒、郷田なら2分24秒」

将棋世界1991年9月号、大崎善生さんの「編集後記」より。  9分44秒、これはタイムトライアル(この号の付録・詰将棋)の森下六段の成績。一題一題に、「いやあ素晴らしい」 「きれいな筋です」とニコニコと感想をまじえ、タイムなんて二の次という...