末席幹事

自戦記

羽生善治三冠(当時)「長考してしまうと迷って怖くなって踏み込んでいけない時があるのですが、秒読みだと怖がっている時間さえないのです」

将棋世界1993年5月号、羽生善治三冠(当時)の第26回早指し選手権戦決勝〔対 脇謙二七段〕自戦記「拾った一局」より。 今月は早指し選手権戦決勝、脇謙二七段との一局を見て頂きます。 脇七段は居飛車系統の将棋を得意とする実力者で、早指し新鋭戦...
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読む

羽生善治三冠「おかしい、絶対におかしい」

将棋マガジン1993年8月号、羽生善治三冠の「今月のハブの眼」より。 5月と聞いて連想するものは、ゴールデンウイーク、5月病、梅雨が近づいて来た、などなどですが、最近、一つ気づいたことがあります。 それは、鯉のぼりを見かけなくなったのです。...
インタビュー・対談

神谷広志六段(当時)「後任は元王将のN七段と昨年暮れに富士山で有名になったK五段(別に名前を隠す程でもないが)」

将棋世界1993年8月号、神谷広志六段(当時)の「東西奨励会成績」より。 滝、松浦の名物幹事からバトンタッチされて8月で4年になる。厳しい神谷と甘い大野、二人でアメムチコンビなどと某誌に書かれたこともあったが、実際には私の方がより甘い人間で...
自戦記

深浦康市四段(当時)「実はこういう手、好きなんです」

将棋世界1993年8月号、深浦康市四段(当時)の第12回早指し新鋭戦決勝〔対 豊川孝弘四段〕自戦記「四段同期の戦い」より。 4月に8局。5月2局。これが今期の私の対局数。更に6月は2局しか対局がつかない。 4月は忙しかった。さすがに月8局は...