末席幹事

自戦記

羽生善治棋王(当時)「棋士にはそれぞれ、相性の良い、あるいは悪い棋戦がある。私にもそういうのがあって、どうしても勝てない棋戦がある」

将棋世界1992年3月号、羽生善治棋王(当時)の連載自戦記「一手が敗因」(第33期王位戦、対 島朗七段)より。 棋士にはそれぞれ、相性の良い、あるいは悪い棋戦がある。 私にもそういうのがあって、どうしても勝てない棋戦がある。 それは、王位戦...
将棋ペンクラブ

将棋ペンクラブ入会のご案内(2020年)

将棋ペンクラブは、文章を通じての将棋ファン拡大とライターの発掘、養成をはかることを目的として1987年に設立されました。将棋ペンクラブ会員数は2019年12月時点で409名(うち棋士・女流棋士は30名)です。機関誌発行と将棋ペンクラブ大賞は...
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増田康宏六段が言っていたとしても不思議ではない1992年の「森下語録」

近代将棋1992年2月号、田辺忠幸さんの「将棋界 高みの見物」より。 ある正月用の企画で、竜王戦で活躍中の森下卓六段と、囲碁の青木喜久代女流鶴聖との対談が実現した。 私が司会をしたのだが、内容は森下の独演会に近く、彼の弁舌は大いに振るった。...
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究極の盤外作戦

将棋マガジン1992年3月号、米長邦雄九段の「第4期竜王戦七番勝負 シリーズを総括する」より。 振り返ってみて、森下六段にとって惜しまれるのは七番勝負の前半戦である。 とにかく、開始の時には王座を福崎八段に奪われるということもあって、谷川竜...
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森下卓六段(当時)「どうしたら、谷川さんに勝てますか、教えてください」

将棋世界1992年3月号、大崎善生さんの「竜王戦後日談 そして、七番勝負は終わった」より。 第4期竜王戦第7局、谷川浩司竜王は連戦の疲れも見せず、挑戦者森下卓六段を降し、4勝2敗1持将棋のスコアで竜王防衛を果たした。(中略) 対局翌日の12...