末席幹事

自戦記

羽生善治棋王(当時)「このような恐ろしい変化がこの戦法には敷き詰められていて、そこがたまらない魅力なのです」

近代将棋1992年2月号、羽生善治棋王(当時)の勝ち抜き戦〔対 田丸昇八段〕自戦記「会心の一局」より。 今月は久しぶりに自戦記ということで<勝ち抜き戦>田丸昇八段との一局からです。 田丸八段は駒が全く後退しないという激しい攻め将棋。また、将...
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大野八一雄五段(当時)「最近、中川は、そっと近づいて来ては人の腕と胸をさわる」

将棋世界1992年4月号、大野八一雄五段(当時)の「公式棋戦の動き」より。全日本プロ 4図は羽生が△9七桂と打ったところ。この桂馬は成香にヒモをつけただけの一着。 この手だけを見れば、羽生苦戦と思ってしまうが形勢は羽生優勢というのだから驚く...
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森下卓六段(当時)の壮大な盤外作戦

将棋マガジン1992年3月号、読売新聞の山田史生さんの「第4期竜王戦七番勝負を振り返って」より。 太陽のギラギラ照りつけるバンコクでスタートした竜王戦七番勝負は、雪の舞う冬の天童で幕を閉じようとしていた。 第7局は暮れもおしつまった12月2...
自戦記

羽生善治棋王(当時)「棋士にはそれぞれ、相性の良い、あるいは悪い棋戦がある。私にもそういうのがあって、どうしても勝てない棋戦がある」

将棋世界1992年3月号、羽生善治棋王(当時)の連載自戦記「一手が敗因」(第33期王位戦、対 島朗七段)より。 棋士にはそれぞれ、相性の良い、あるいは悪い棋戦がある。 私にもそういうのがあって、どうしても勝てない棋戦がある。 それは、王位戦...
将棋ペンクラブ

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将棋ペンクラブは、文章を通じての将棋ファン拡大とライターの発掘、養成をはかることを目的として1987年に設立されました。将棋ペンクラブ会員数は2019年12月時点で409名(うち棋士・女流棋士は30名)です。機関誌発行と将棋ペンクラブ大賞は...