末席幹事

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林葉直子女流二冠(当時)「山田久美はしゃべらなければ、相当にクールな女を演出できるハズなのだが…」

将棋マガジン1991年8月号、林葉直子女流二冠(当時)の「私の愛する棋士達 山田久美女流二段の巻」より。 女性誌のコラムに載っていた。  もし自分の愛する人が不治の病で最も恐れられているエイズだったとしよう。 その病名を告げられたとき、どう...
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2001年宇宙の将棋マガジン

将棋マガジン1991年9月号、バトルロイヤル風間さんの「将棋リングアウト 2001年宇宙の将棋マガジン」より。 時間旅行から帰ってきたという友人から一冊の雑誌をもらった。将棋マガジン9月号、2001年の。 表紙は大山先生だ。国民栄誉賞とノー...
奨励会

三段リーグ最終戦、対局の途中で撮影された写真

近代将棋1989年11月号、「第5回奨励会三段リーグ戦」より。 畠山鎮、畠山成幸が昇段を果たした。ご存知のことと思うが、二人は一卵性双生児である。双子は、先に生まれた方が兄とされる。成幸の方が兄である。(中略) リーグ最終日。午前中の一局に...
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「だれがいちばん強そうにみえるか、と訊かれたら、私はノータイムで加藤一二三九段と答える」

加藤一二三九段を語った名文。将棋マガジン1991年5月号、高橋呉郎さんの「加藤一二三 完全主義者の彷徨」より。「大豪」ここにあり 将棋ファンの裾野にいるような友人知己から、よく同じ質問を受ける。  だれがいちばん強いのか― 二十年前なら、答...
奨励会

今泉健司6級(当時)「いやー、100回負けの将棋だった」

近代将棋1988年6月号、「第3回奨励会三段リーグ」より。 新人の中では屋敷がグルグルの二重丸と言ってもよいほどの大本命。強者ぞろいの三段の中にあって、その棋才はひときわ輝いて見える。こんなことを言うと、他の三段はオコルと思うが、芹沢流でい...