末席幹事

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佐藤康光棋聖(当時)の”羽生讃歌”

NHK将棋講座2005年12月号、故・池崎和記さんの「棋界ほっとニュース」より。 6月から、同一カードによるタイトル戦が続いた。羽生善治四冠と佐藤康光棋聖の間で行われた棋聖戦、王位戦、王座戦がそれで、全部合わせると十七番勝負となる。  その...
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最も疲れる負け方

将棋世界1990年8月号、中村修七段(当時)の「プロのテクニック」より。 将棋で一番疲れるのはどの様な負け方でしょうか?  優勢を逆転された場合。違う。  トン死、あるいは詰まし損なった場合。これも違う。  正解は、序盤で作戦負けになり、そ...
棋士のエピソード

屋敷伸之棋聖(当時)「ははは」

将棋世界1990年10月号、青島たつひこさん(鈴木宏彦さん)の「駒ゴマスクランブル」より。  屋敷新棋聖が誕生した。驚いた。五番勝負の2連敗3連勝は過去にも比較的よくあることなのだが、それにしてもまさかと思っていた。  羽生竜王の誕生は大ニ...
棋士のエピソード

中村修七段(当時)の苦行

将棋世界1990年11月号、中村修七段(当時)の「プロのテクニック」より。  今考えても先の大阪遠征はつらいものでした。  対局前日、会館のある福島駅に降り立って見ると外は大雨。駅から目の前にある関西会館の途中は地盤が悪いのか、30cmぐら...
観戦記

高橋道雄八段(当時)の思い

1989年に行われた棋聖戦挑戦者決定戦、屋敷伸之四段(当時)に敗れた高橋道雄八段(当時)は、投了後10分あまり一言も発することなく、感想戦をせずに帰った。 →高橋道雄八段(当時)「まずい将棋を指して、申し訳ありません」 今日は、その時の将棋...