奨励会

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郷田真隆2級(当時)「原因不明なんです」

将棋世界1984年8月号、銀遊子さん(片山良三さん)の「関東奨励会だより」より。 ”花の57年12月入会組”といわれているのだそうだ。へえ、と思って調べてみると、なるほど、天才少年の呼び声も高い羽生をはじめとして、小倉、佐藤(康)、森内とい...
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羽生善治名人のお母様「片山さん。善治のことを一番最初に褒めていただいたお礼を改めて申し上げます」

将棋世界1984年3月号、銀遊子さん(片山良三さん)の「関東奨励会報告」より。  羽生善治(はぶ・ぜんじ)は1年1ヵ月の猛スピードで6級から初段までを突っ走った。55勝22敗、勝率0.714というハイアベレージである。9月で14歳になるが、...
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兄弟子同士、弟弟子同士が親友

郷田真隆王将の2000年の著書「実戦の振飛車破り」より。  伊藤能四段はユーモアのある、とても楽しい先輩だ。  私の兄弟子である田畑良太さん(指導棋士四段)と親友で、私が伊藤さんの弟弟子である先崎学四段と親友という関係もあって、何度か一緒に...
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「郷田君が入ったばかりのころあんな感じでしたから」

将棋世界1986年5月号、銀遊子さんの「関東奨励会便り」より。  小学生名人戦を観戦した時、その手の早さというものにドギモを抜かれた思い出がある。なにしろ、一手5秒などというのは当たり前で、1分ほどもジッと考えればそれはもう長考の部類に入っ...
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郷田真隆7級-中井広恵女流二段戦

昨日の続き。 将棋世界1983年12月号、八尋ひろしさんの「超難関!昭和58年度奨励会入会試験」より。  この二次試験は10月19日、奨励会の対局日に行われた奨励会員にとっても成績となる対局。おいそれと負けるわけにはいかない。気合の入った雰...