棋士のエピソード

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佐藤康光八段(当時)に降りかかった危機

将棋世界1997年5月号、佐藤康光八段(当時)の連載自戦記「森下システム復活か」より。 先日、今年の初ラウンド。メンバーは理事も務められている滝七段と職員でありながら詰将棋作家としても有名な角さんと3人。 3人共腕前はほぼ同じ、いい勝負で滝...
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棋士が文章を書く時(後編)

将棋世界1983年5月号、故・能智映さんの「碁盤が机がわり」より。書きたいよ ベストセラーといえば、いつか佐藤大五郎八段が自慢気にいっていた。「わたしの著書出版点数は大山先生に次いで第2位だ」と。「大五郎って名が受けるんだよ。親に感謝しなく...
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棋士が文章を書く時(前編)

将棋世界1983年5月号、故・能智映さんの「碁盤が机がわり」より。タイプライター 本誌とライバル関係にあたる「近代将棋」誌のことをいきなり書くと、この原稿はボツになってしまうかもしれない。だが堅いことはわたしの性に合っていない。 以前、同誌...
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佐藤康光八段(当時)「新年早々気分が悪い」

将棋世界1997年3月号、佐藤康光八段(当時)の連載自戦記「勢いに勝った一局」より。 やや旧聞になるが、毎年年末の恒例行事として「駒音コンサート」が催されている。昨年で丁度10回目だった。将棋好きの音楽家の方々とのイベントだが私も2年振りに...
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憧れていた女優と会うことができた島朗四段(当時)

将棋世界1983年4月号、島朗四段(当時)の「棋士近況」より。 昨年末、赤旗文化部の石黒米治郎氏の御厚意により、前から憧れていた牛原千恵ちゃんと会うことができました。 まだ16歳の女優さんで、映画「ひめゆりの塔」で古手川祐子の妹役と言えば、...