棋士のエピソード 阿久津主税八段が奨励会試験を受けた日 将棋世界1994年10月号、鈴木輝彦七段(当時)の「対局室25時 in 東京将棋会館」より。 いつものように千駄ヶ谷駅前交差点に立っていると、「よっ」とうしろから声を掛けられた。誰かと思って振り返ると先輩の滝さんだった。 これだけならどうと... 2014.05.01 棋士のエピソード
棋士のエピソード 棋士たちの坊主頭 近代将棋2006年12月号、遊駒スカ太郎さんの「関東オモシロ日記」より。 将棋界は坊主になる率の高い世界だと思う。 過去の例を挙げるとキリがなくなるのだが、剃髪の名人戦として知られる森けい二九段を筆頭に、先崎学八段、中田功七段、櫛田陽一六段... 2014.04.29 棋士のエピソード
棋士のエピソード 佐藤康光竜王(当時)が実現した東京ドーム草野球 将棋世界1994年7月号、中川大輔五段(当時)のリレーエッセイ「待ったが許されるならば……」より。 我ら草野球人にとっての夢と言えば、やはり一度でいいから東京ドームでの試合だろう。 ところがそれが夢ではなくなった。 野球部員の一人である佐藤... 2014.04.25 棋士のエピソード
棋士のエピソード ヒールになってしまった羽生善治四冠(当時)…前編 将棋世界1994年5月号、河口俊彦六段(当時)の第52期A級順位戦プレーオフ〔谷川浩司王将-羽生善治棋聖〕観戦記「牙をむいた天才」より。 楽しみは尽きない、と書いて、『将棋マガジン』誌、A級順位戦最終戦の観戦記の結びとした。 考えてみると私... 2014.04.14 棋士のエピソード
棋士のエピソード 「悪童そうに見えて実は可愛げもあり、強そうでなんとなく頼りない」 将棋世界1994年6月号、大崎善生編集長(当時)の「第53期順位戦」より。全員にチャンス<B級1組> 「こうなったらA級復帰最多記録を作りますよ」。B級1組陥落間もない頃の田中寅の言葉。手痛い敗戦であったろうが、本人は元気一杯、少しもめげて... 2014.04.11 棋士のエピソード