棋士のエピソード

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村山聖八段(当時)「山崎君はA級八段になれる男です」

今日は、竜王戦第4局の解説の山崎隆之八段の新四段の頃の話。1999年に刊行された別冊宝島「将棋これも一局 読本」、故・池崎和記さんの「故村山聖九段も才能を見抜いていた最年少棋士、山崎隆之」より。―谷川浩司14歳、羽生善治15歳。 プロ棋士(...
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村山聖六段(当時)「羽生さんの棋風は△5二飛でしょう」

将棋世界1992年4月号、共同通信社の中野正さんの第17期棋王戦第1局〔南芳一王将-羽生善治棋王〕観戦記「敗因不明の名局」より。 控え室では森五段、村山六段の師弟が検討していた。森「▲5八飛? △3五歩であかんやないか。わしなら行くで・・・...
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加藤一二三九段、真夏の嘆き

昨日の記事に、中野隆義さんから貴重なコメントをいただいた。中野さんは当時、将棋世界編集部に勤務していた。三浦流と加藤流との盤外バトルといえば、三浦流がまだ四段のころのことだったかと思いますが、A級棋士加藤一二三に対して三浦流がやってくれちゃ...
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必死に笑いを噛み殺していた三浦弘行八段(当時)

月刊宝石2002年10月号、湯川恵子さんの「将棋・ワンダーランド」より。 名人戦は挑戦者の森内八段が2連勝のスタート。A級順位戦の結果は順当だったなぁと思えるが、三浦弘行八段(28才)が残留できたことは解説したい。  順位が10名中最下位だ...
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林葉直子女流王将(当時)「羽生くん、髪どこで切ってるの?」

女性らしい視点溢れる観戦記。将棋世界1992年2月号、林葉直子女流王将(当時)の'91JT将棋日本シリーズ決勝〔羽生善治棋王-有吉道夫九段〕観戦記「やったね、羽生くん!!」より。 「羽生くん、髪どこで切ってるの?」 ごく普通の髪型だがどこか...