棋士のエピソード

棋士のエピソード

佐藤康光名人(当時)「人は人ですから」

近代将棋1999年9月号、鈴木宏彦さんの連載「プロ将棋はこう見ろ」より。 名人戦第7局が終わってしばらく経つが、筆者の頭にはまだ興奮の余韻がある。ことに第6局の終盤、あの激闘は忘れられない。 総手数203手。手の善悪だけ言えば、両者の指した...
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『おめもじかなう日。 将棋女流名人 清水市代』

将棋マガジン1988年8月号、神吉宏充五段(当時)の「ドーン来なはれや 何でも答えまっせ!!」より。 高橋十段婚約! この衝撃はすぐさま関西を光速流で飛び回った。谷川王位はその日、婚約の記事を見たとたん私にTEL「の、飲みに行きましょう」。...
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森内俊之四段(当時)「ひどかったす。死にました。もう投げます」

将棋マガジン1990年3月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。以前、「魔の夕食休憩直前」という記事で同じ局面を紹介しているが、今回はそのリアルタイムバージョン。午後6時 大広間の、吉田対森内戦(竜王戦)でちょっとした事件が起こった。...
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林葉直子「私の愛する棋士達 第11回 森下卓六段の巻」

将棋マガジン1991年11月号、林葉直子女流名人(当時)の「私の愛した棋士達 森下卓六段の巻」より。 さわやかな風のように現れたかと思うと少しカン高い声で、「いやー、林葉さんのような美人と今月は三回も仕事が一緒で僕は幸せです」「全然そんなこ...
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将棋連盟野球部員列伝(1991年版)

将棋マガジン1991年9月号、泉正樹六段(当時)の「囲いの崩し方」より。今月も引き続き野球の話で、我が”キングス”のメンバー構成を紹介。 選手像に多少誇張する部分もあるやもしれず、許してつかわせ。 では、さっそく思いつくまま、チャレンジャー...