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実戦では見過ごしてしまいそうな強烈な相振り飛車次の一手

将棋世界1979年4月号、「初段コース試験問題」より。 第3問 内藤國雄九段出題。 優勢に持ち込む手。 -------- 相振り飛車で何度か現われても不思議ではない、よくありそうな局面。 実戦であれば、とりあえずは▲7七桂として、それからど...
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正解率1%の、伊藤果四段(当時)出題の奥の深い二段コース試験問題

将棋世界1979年3月号、「二段コース試験問題」より。伊藤果四段(当時)の出題。 ねらいは角打ちですが。 (正解は少し下の方に書いています) 〔正解〕 ▲3四角(1%)  局面はご覧のとおりの乱戦で、後手に△7九とと、金を取られては先手の負...
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正解するのはほとんど難しい、大山康晴十五世名人出題の初段コース試験問題

将棋世界1979年2月号、「初段コース試験問題」より。 第3問 大山康晴十五世名人出題 振り飛車らしいサバキを。 (正解は少し下の方に書いています) 〔正解〕 ▲6七飛(25%)  むずかしい局面のときには、あせらず、じっくり眺めてから打開...
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ついつい間違ってしまう、谷川浩司四段(当時)出題の初段コース試験問題

将棋世界1979年2月号、「初段コース試験問題」より。 第1問 谷川浩司四段出題 一気の寄せをねらう一着。 (正解は少し下の方に書いています) 〔正解〕 ▲4一飛成(32%)  振飛車対居飛車の終盤戦です。振飛車側は一見固いようですが、△6...
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じわじわ感動する次の一手

将棋世界のバックナンバーの昇段コースの問題をざっくりと見ていて、非常に感銘を受けた回。 実戦でも役に立ちそうな、私にとってはあまり意識していないなかった手筋ばかり。 すべての出題は故・加藤博二九段。 将棋世界1982年11月号、初段コース、...