読む 羽生善治四冠(当時)「藤井システムを教わろうと思ってます」 将棋世界2000年1月号、「第25回将棋の日(箱根町)」より、次の一手名人戦、羽生善治四冠-藤井猛竜王戦。 対局前に「藤井システムを教わろうと思ってます」という羽生に対し、「一番得意な戦法なので」と受けて立った藤井。羽生の▲7五銀(図)は、... 2016.09.22 読む
読む 最後まで読まないと誤解してしまう話 将棋世界2000年2月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 やはりこのときの話だが、豊川五段が棋譜の束を持って入って来て、壁ぎわに座った。 私が「中原対谷川戦はある?」と聞くと「あります」。「じゃそれを並べてよ」 豊川君がその棋... 2016.09.21 読む
読む 棋士による棋士の物真似 将棋世界1990年7月号、先崎学四段(当時)の第48期名人戦第3局現地レポート「敗因が分からない」より。 こんなことをしているうちに、問題の局面が近づいて来た。中原の決め手を与えない手厚い粘りに谷川が手を焼く。だが控え室の面々は、まだ事の重... 2016.09.20 読む
読む 加藤一二三王将(当時)と12本の蛍光灯 将棋世界1980年4月号、毎日新聞の井口昭夫さんの第29期王将戦〔加藤一二三王将-大山康晴十五世名人〕第3局~第4局「三対一、攻防戦たけなわ」より。 加藤王将は到着後、対局室を丹念に検分した。とくに照明については注文がよくつく。少し暗いとい... 2016.09.17 読む
読む 森下卓八段(当時)「駒得は裏切らない」 将棋世界2000年4月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 3図は中原得意の戦型。森下八段が△3四金と歩得をしたところだが、はなれ駒が生じた。中原永世十段は、待ってましたとばかり攻撃を開始する。3図以下の指し手▲1五歩△同歩▲同... 2016.09.16 読む