読む 谷川浩司四冠(当時)「知人との約束、というのを生まれて初めてキャンセルし、ホテルで寝込んでいた」 将棋世界1992年7月号、谷川浩司四冠(当時)の第50期名人戦第3局〔中原誠名人-高橋道雄九段〕観戦記「流れを変えられるか」より。 3月26日、挑戦者決定戦の翌日、私は遂にダウンしてしまった。 この日は臨時総会が意外に早く終わり、仲間とお茶... 2020.04.16 読む
読む 先崎学五段(当時)「ある時スポーツクラブで量ったところ、郷田と全く同じ体重だった記憶がある」 将棋世界1992年6月号、先崎学五段(当時)の「先チャンにおまかせ 上山温泉、肩凝り地獄」より。 今では信じられないことだが、昔、僕はガリガリとまでは言わないが、かなり痩せていた。4年前に四段になった頃は52kgぐらいで、ある時スポーツクラ... 2020.04.11 読む
読む 神吉宏充五段(当時)「南君がかわいそうや。みんな四冠王と棋王が悪い!」 近代将棋1992年5月号、池崎和記さんの「福島村日記」より。某月某日 A級順位戦最終戦を見に関西将棋会館へ。唯一の大阪対局、内藤-南戦は6時26分に、あっさり終了した。中盤はかなり難解な形勢だったが、内藤九段に見落としがあったらしく、その後... 2020.04.06 読む
読む 河口俊彦六段(当時)「ずいぶん昔の話だが、大山にも同じような事件が起こった」 将棋マガジン1992年1月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。 勝負師の真価は、逆境にどう対処したかで決まる。 いささか旧聞になるが、琴錦の優勝は、その点で印象的だった。 大関候補と期待されていたとき、女性をめぐるスキャンダルが発生... 2020.04.05 読む
読む 「皆さん、これから小池重明君の遺書を読み上げますので、聞いてください」 近代将棋1992年7月号、関則可さんの「小池重明、最期の8ヵ月」より。 去年の夏場だったか、石岡市の焼肉店(今回、小池の喪主をつとめられた古沢文雄氏が経営)で紺野延男氏(富士開発会長)と私と3人、一杯やっている所へ電話が入った。やがて古沢氏... 2020.04.04 読む