読む 「もし名人になれたら、腕一本と言わず、一年もし名人を許してくれるなら命もいらぬ」 将棋世界1988年3月号、福本和生さんの「検証・素顔の棋士達 故・芹沢博文九段の巻」より。「少年は夢を見ていた。”鶴”の舞う夢を見ていた。幼き頃、少年は鶴になりたいと思っていた。少年はそのあと盲目になった。鶴の姿だけが脳裡に残った。鮮明に残... 2019.07.20 読む
読む 福崎文吾七段(当時)「この記事、ぼくがタイトル取ったら使いはんねんな。負けたら出ませんのやろ」 将棋世界1987年2月号、読売新聞の山田史生さんの「第25期十段戦第6局盤側記」より。 振り飛車・穴熊で健闘の福崎七段に、米長十段意外な苦戦。―福崎が3勝2敗とリードして迎えた十段戦七番勝負第6局は、12月18、19日に大阪市淀川区の「東洋... 2019.07.11 読む
読む 「我々の序盤はもう古いんだね。お互い新しい戦法を勉強せんといかん」「我々???この指し方は今月の私の講座に書いてありますよ」 将棋世界1987年2月号、小野修一五段(当時)の「将棋相談室」より。 先日私との対局で飛先不突を用いられた米長十段、感想戦で中原名人をつかまえ「我々の序盤はもう古いんだね。お互い新しい戦法を勉強せんといかん」。それを聞いた中原名人「我々??... 2019.07.09 読む
読む 江戸時代の将棋師の給与 将棋世界1987年2月号、清水孝晏さんの「将棋史人名録」より、江戸時代の将棋師の給与について。 これまで棋譜や詰将棋について調べていたが、ふと江戸時代の将棋師の生活はどのようになっていたのだろうか?と思った。幸い、ここに大橋宗金に関する古文... 2019.07.06 読む
読む 福崎文吾七段(当時)の穴熊らしい絶妙手 将棋世界1987年1月号、中島一彰さんの第25期十段戦第2局〔福崎文吾七段-米長邦雄十段〕「福崎、伝家の宝刀で連勝!」より。 第1局を袖飛車の趣向で制した福崎、この第2局では、ついにファン待望の伝家の宝刀、穴熊を披露してくれた。(中略) 2... 2019.07.04 読む