随筆

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撮影所の升田幸三九段

将棋世界1991年8月号、映画監督の山口和彦さんのエッセイ「勝ち方教えて下さい」より。  今年4月、鬼籍に入られた昭和の鬼才、升田幸三氏は、私にとって永遠に忘れることの出来ない魅力ある人物です。  今でも、将棋の駒を手にする時、氏のあの時の...
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中田章道六段(当時)の味わい深い随筆

将棋世界1994年12月号、中田章道六段(当時)の「待ったが許されるならば……」より。  我が家の女房はぐうたらで、家の中のことはほとんどなにもしないのに、外へ出ると人が変わったようによく動き働く。おかげで、よそでは働き者の奥さんで通ってい...
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25年ぶりに明らかになった真実

昨日からの続き。 将棋世界1995年12月号、内藤國雄九段の連載エッセイ最終回「胸につかえること」より。 「羽生が、あのケロッとした顔をして対局室に入ってきた」 東公平さんの観戦記の書きだしを見て、思わず「うまい!」と感心する。  いかにも...
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中原誠十六世名人「ピンクレディーって可愛いですね」

将棋世界1986年2月号、東公平さんの「ご縁の深い名棋士 晴天平歩 中原誠名人」より。  初めて私が観戦記を書いたのは近代将棋社主催のアマプロ対抗戦であった。中原2級対吉田直躬アマ四段で、勝敗は忘れたけれど、中原2級が兄弟子の芹沢さん(当時...
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大山康晴十五世名人「お金というものは女房と税務署に知れると、もうお金じゃないよね内藤さん」

将棋世界1993年8月号、内藤國雄九段の連載エッセイ「棋士と寿命と大山さん」より。  深夜まで戦って敗れた日は、帰るときに履く靴がぐさぐさで、自分の靴ではないように感じられることがある。靴の中まで冷えきるような寒い夜は、とくにやりきれなく思...