インタビュー・対談

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升田、大山に好かれた男

将棋世界1993年8月号、炬口勝弘さんの「素顔を拝見 剱持松二八段」より。 十九年目の昇段  早くから八段の器と謳われ、昭和48年に順調に七段になりながら、それから十九年。今年の一月中旬、七段以来、190勝目を挙げて、やっと八段昇段を決めた...
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福崎文吾八段(当時)「あるような、ないような。ないかなと思ったらあるし、あるかなと思ったら、たいしてない」

将棋世界1994年1月号、池崎和記さんの「昨日の夢、明日の夢 福崎文吾八段」より。 戦意がすべて  米長邦雄に挑戦した十段戦七番勝負は、皆さんご承知のように4-2で福崎が勝ち、タイトル初挑戦で十段位を獲得した。四勝のうち振り飛車穴熊は三局で...
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福崎文吾七段(当時)「タイトル戦は死力を尽くして頑張ります。そうでなければ、リーグ戦で僕を勝たせてくれた先生方に申し訳ないですからね」

将棋世界1994年1月号、池崎和記さんの「昨日の夢、明日の夢 福崎文吾八段」より。  福崎文吾を初めて見たのは、関西将棋会館がオープンして一、二年たったときだから、もう十年以上も昔のことになる。  当時、サラリーマンだった僕は、日曜日になる...
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森雞二九段と郷田真隆九段が大好きだった師匠

将棋世界1996年8月号、「棋士それぞれの地平 大友昇九段」より。聞き手は鈴木輝彦七段(当時)。  今回は大先輩である大友九段にお願いした。引退された棋士の中から大友先生を考えたのには理由がある。それは、A級復帰の森九段や今をときめく郷田六...
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佐藤康光棋聖(当時)「森内さんの方が気になりますね」

将棋世界2005年10月号、「第76期棋聖戦 佐藤康光棋聖が振り返る棋聖戦五番勝負」より。 ―羽生四冠はライバルですか?  影響は受けていますね。羽生さんは常に前を走る存在ですから。自然に引っ張られていると言うか。  競争するという意味では...