将棋雑文

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将棋が大好きな広島の親分(2)

将棋大好き親分高木さんは、飯干晃一著「仁義なき戦い」にも実名が出るほどの大物会長だった。昭和40年代初頭の引退時は、地元の中国新聞でも写真入りで取り上げられている。引退後は喫茶店などを経営し、趣味の将棋を楽しんでいるが、そのような前歴がある...
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将棋が大好きな広島の親分(1)

2004年に亡くなられてしまったが、広島に将棋が大好きな元・テキヤの大親分がいた。昨年、私とバトルロイヤル風間さんが将棋ペンクラブ大賞文芸部門優秀賞を受賞することとなった「広島の親分」の主人公、高木達夫さんだ。親分を引退した後の高木さんは、...
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料亭へ行こう!

一昨日は札幌の料亭のことだったが、今日は東京の料亭の話。近代将棋1998年4月号、私が書いていた記事「将棋ネットの散歩道③」より。-----「君たち、もう一軒飲みに行こう」大学教授風の紳士Tさんが声をかけてくる。今はもう午前3時…この日は「...
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石立鉄男さん

俳優の石立鉄男さんが亡くなったのは2007年6月1日。享年64歳だった。将棋が大好きで、晩年は団鬼六さん、カメラマンの弦巻勝さんなどとの交流が深かった。石立鉄男さんは文学座の出身。1970年のTBS系「おくさまは18歳」の主演で大ブレイクし...
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大野・升田・大山兄弟弟子(後編)

今日は、升田流の「悔しがらせて育てる」。基本的なコンセプトは大野流と同じだが、表現方法が大野流と升田流では異なる。大山康晴十五世名人の入門の日、升田幸三実力制第四代名人にどのように鍛えられたのか。近代将棋1950年創刊号、樋口金信「升田・大...