将棋雑文

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年度末の話題3題

1.棋王戦第5局佐藤康光棋王-久保利明八段戦は、久保八段がフルセットで勝ち、久保新棋王誕生。3/27の「タイトル戦別平均在位期間」でも書いたが、棋王戦は他の棋戦に比べてタイトル移動が最も激しい。(これで平均在位期間2.6期)挑戦者の決定方法...
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詰将棋解答選手権速報ブログの功績

昨日は、詰将棋解答選手権チャンピオン戦の速報ブログを見ていた。1位は、唯一全問正解の宮田敦史五段。→正式結果詰将棋を解くのが不得手で、詰将棋とはあまり縁のない私だが、速報ブログが新設されたおかげで、いろいろと楽しむことができた。まず、臨場感...
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タイトル戦別平均在位期間

王将戦は、羽生善治王将が防衛、通算12期目の王将在位となる。王将戦で12期は、大山康晴十五世名人の20期に次ぐ記録。3位は中原誠十六世名人の7期。王将戦58期の歴史の中で、大山、中原、羽生の在位期間が、全体の67%を占めることになる。すごい...
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大きな期待

NTTル・パルク杯天河戦第2局、中井広恵女流六段-成田弥穂女子アマ王位戦は、中井広恵女流六段が勝って、優勝となった。成田弥穂女子アマ王位が中盤までうまく攻めていたが、中井広恵六段が絶妙に受けきった。中井六段の△5一飛の自陣飛車や、銀損にして...
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中井広恵女流六段優勝

大和証券の女流最強戦で、中井広恵女流六段が見事に優勝した。相手に穴熊を平気で組ませて、自らは銀冠。居飛車と振飛車逆ではあるが、大山康晴十五世名人の晩年の棋風を思わせる。昨日の中継も良かった。羽生名人と矢内女王の大盤解説の掛け合いが、うまく表...