将棋雑文

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名人戦第2局の逆転劇とテレパシー

昨日の名人戦第2局は159手の大激戦で佐藤天彦八段が制した。 最終盤、下図の局面で△8九銀から先手玉に詰みがあったことが発見されたが、羽生善治名人は読み切れず、△3四銀と受けに回った。それに対して佐藤天彦八段は▲4四金。ここでも同じ手順で詰...
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棋士と干支を分析する

今年は申年。 申年生まれの棋士は、生年月日順で、二上達也九段、賀集正三七段、瀬戸博晴七段、杉本昌隆七段、小倉久史七段、中川大輔八段、横山泰明六段、佐々木慎六段、松尾歩八段、島本亮五段、黒沢怜生四段、石井健太郎四段、菅井竜也七段、永瀬拓矢六段...
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郷田真隆王将「三浦さんがそう言っていましたか」

NHK将棋講座11月号に掲載されている、私が書かせていただいた佐藤天彦八段-郷田真隆王将戦の観戦記で、行数の関係から盛り込むのを断念した部分を。 入れているとしたら、NHK将棋講座11月号73ページの”副調整室でディレクターが”の前に来る文...
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メンズショップの高校生棋士トリオ

近代将棋1988年2月号、「棋界mini情報」より。  先日、パンパンにふくらんだ紙袋をいくつもかかえて、将棋会館に現れた塚田王座と島六段。  その中身はというと、バーゲンで買い込んできた洋服だらけ。  この両名が12月某日、高校生トリオ〔...
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「棋士と一緒の空気を吸っているだけで将棋が強くなる」

NHK杯戦、佐藤天彦八段-郷田真隆王将戦を観戦した翌日のこと。 郷田真隆王将、佐藤天彦八段、そして解説の三浦弘行九段という、超がいくつも付くほど強い棋士3人と控え室で同じ空気を吸っていたのだからと、あることを試してみた。 将棋ウォーズでのネ...