棋士のエピソード 外柔内剛・加藤一二三九段 将棋世界1981年2月号、清水孝晏さんの「噂のキャスター」より。 九段加藤一二三。昭和15年1月生まれだからちょうど40歳だ。しかし、歳を思わせぬ若々さがあり、人なつこそうな童顔、やわらかな応対に接した人はいっぺんに魅了されて加藤ファンにな... 2017.06.02 棋士のエピソード
棋士のエピソード 森雞二棋聖(当時)「あれ、ぼくのファンじゃないんですよ。ボーイフレンドに頼まれて”自分の身体”を差し出したんですよ」 将棋世界1982年10月号、能智映さんの「棋士の楽しみ」より。 これはいつだったか。札幌での王位戦のときだった。いつもの通り子供たちが集まって対局者の米長や中原に色紙をおねだりする。気のやさしい中原は、さしせまる時間をさいて、さっさっさ、と... 2017.05.28 棋士のエピソード
棋士のエピソード 加藤一二三九段「この子が一二三君か」 将棋世界1982年1月号、能智映さんの「棋士の楽しみ」より。 将棋界で「一二三」といえば加藤だが、もう一人、同名がいる。関西の若手のホープ小林健二六段の長男が一二三君だ。「ぼくの棋士番号が123番。女房の映子のお茶の番号も123番、それに尊... 2017.05.24 棋士のエピソード
棋士のエピソード 途中で特別対局室に移動してきた対局 将棋世界1982年8月号、能智映さんの「棋士の楽しみ」より。 その日、東京の会館は対局は多かった。王位戦リーグ3局のほかに、順位戦、ほかの新聞棋戦の予選など10局近くあった。特別対局室での勝負は、大山康晴王将-勝浦修八段戦、内藤國雄九段-西... 2017.05.21 棋士のエピソード
棋士のエピソード 中原誠名人と加藤一二三十段(当時)がホテルの同室に泊まった日 将棋世界1982年5月号、能智映さんの「棋士の楽しみ」より。 その囲碁で2日制に挑んだのが、いまをときめく中原誠名人と加藤一二三十段の両タイトルホルダーだった。 ともに将棋界では、お世辞にも”打ち手”とはいえない。「まだ、見たことはないけど... 2017.04.16 棋士のエピソード