棋士のエピソード

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羽生世代、切れ負け将棋のそれぞれの棋風

将棋世界1992年8月号、先崎学五段(当時)の「先チャンにおまかせ:浪速、正棋会、乱れ撃ち。(後編)」より。 1年くらい前、羽生が、持ち時間が短い将棋が終わった後に、奨励会の頃を思い出した、といったことがある。中盤戦から双方1分将棋の大熱戦...
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後輩棋士から大人気の中村修七段(当時)

将棋世界1991年8月号、大野八一雄五段(当時)の「公式棋戦の動き」より。天王戦 七段戦の代表1人は島七段に決まり。もう一つの山は中村、羽生の間で6月7日に行われた。 ちなみに観戦記担当は先崎学五段、さぞかしおもしろい物を書いてくれるに違い...
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最強にして最大の関西弁ギャグの使い手

将棋世界1992年9月号、神吉宏充五段(当時)の「対局室25時 大阪」より。 NHK将棋テキストで先ちゃんと「言いたい放題」なる対談をしているが、先日の題材は関東と関西の違い。それを先崎が面白い比喩で表現していた。 「関東と関西の違いは、そ...
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浦野真彦七段(当時)「ダメですよ、森内君をあんなに負かしちゃ」

近代将棋1999年7月号、故・池崎和記さんの「普段着の棋士たち 関西編」より。某月某日 森内-丸山の全日本プロ(決勝第2局)取材のため倉敷へ。 対局場は大山名人記念館と隣接した芸文館の和室。5年前に米長-羽生の名人戦があり、3年前には羽生-...
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先崎学五段(当時)「夜の自己紹介」

将棋世界1992年4月号、先崎学五段(当時)の『先チャンにおまかせ「忍法、夜の自己紹介」』より。 去年、NHK杯戦で優勝したころから、急に、家や将棋連盟に手紙が届くことが多くなった。見知らぬ将棋ファンの方からのほとんどは、好意的で、温かみが...