自戦記

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佐藤康光八段(当時)「そこまでヘタではなくなった気がするのでこれから同乗される方はご安心を」

将棋世界1996年8月号、佐藤康光八段(当時)の第9期竜王戦1組〔対 塚田泰明八段〕自戦記「難解な一局」より。  この前、生まれて初めてであるが車の追突に遭った。と言っても私が運転してぶつけた訳でなく(そこまでヘタではなくなった気がするので...
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佐藤康光七段(当時)「研究会等で指した事はあってもやはり公式戦となると違ったものが見えてくる。やはり公式戦こそ一番の勉強の場といえる」

将棋世界1996年4月号、佐藤康光七段(当時)の第37期王位戦〔対 丸山忠久六段〕自戦記「丸山流に翻弄される」より。  昨年の私は良かったり悪かったり様々であったが年末に幸運にもA級昇級を決める事ができ、終わり良ければ全て良しという訳ではな...
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谷川浩司王将(当時)「奇跡という言葉を軽々しく使うのも気が引けるが……将棋の不思議さを感じずにはいられなかった」

将棋世界1996年2月号、谷川浩司王将(当時)の第54期A級順位戦〔対 米長邦雄九段〕自戦記「深夜の逆転劇」より。  午前零時半、特別対局室。米長九段の残りは2分、私は16分。  △2九竜(A図)と詰めろをかけられて、私は後手玉に迫る順を必...
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三浦弘行五段(当時)「対戦相手の羽生先生とは練習将棋も指した事がなかったので、今回が初対局という事で、非常に楽しみでした」

将棋世界1995年8月号、三浦弘行五段(当時)の第66期棋聖戦第1局自戦記「残念な敗戦」より。  棋聖戦第1局を見て頂きます。  対戦相手の羽生先生とは練習将棋も指した事がなかったので、今回が初対局という事で、非常に楽しみでした。  初めて...
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三浦弘行五段(当時)「テレビでプロ野球の観戦の他は…そうですね、なるべく盤に向かうようにしています」

将棋マガジン1995年4月号、三浦弘行四段(当時)の第53期順位戦〔対 岡崎洋四段〕自戦記「全力を尽くしたい」より。  12月13日に行われた順位戦を紹介します。  この日はちょうど棋聖戦第1局と重なっていました。  棋聖戦では、今回私は運...