自戦記

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1996年 窪田義行四段

今日は棋王戦挑戦者決定トーナメントの事実上の準決勝にあたる、渡辺明竜王-窪田義行六段戦が行われる。 棋士別成績一覧によると、二人の対戦成績は、渡辺竜王から見て2勝1敗。(2001年○、2002年○、2005年●) 5年ぶりの戦いということに...
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三浦弘行棋聖(当時)の自戦記より

将棋世界1997年1月号、三浦弘行棋聖(当時)の自戦記「思ったより堅くなかった玉」より。 不思議な面白さ、ユーモアを感じさせられる自戦記。 本局は竜王戦5組の昇級決定戦で、ランキング戦で早々と負けてしまったために、我々業界の間では別名裏街道...
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ダイ・ハードな銀

身動きの取れない必至状態の銀が、24手もの間同じ場所に居座り続けて大活躍をする話。最後にこの銀は生還する。 近代将棋2001年2月号、青野照市九段「実戦青野塾 心に残る先輩の言葉」より。 1976年NHK杯戦、有吉道夫八段(先)-青野照市五...
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吐いちゃいな

行方尚史八段が五段時代、1999年将棋世界1月号の自戦記より。 今から11年前のことだが、今でも行方八段はこのようなギャグを使っているのだろうか。とても気になる。 (太字が行方五段の文章) ここ数ヵ月、ミッシェル・ガン・エレファントばかり聴...
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根性の入った歩

昨日に続き、深浦康市王位の話。 深浦七段(当時)の、誰にも真似のできないような辛抱の将棋。 鈴木大介七段(当時)の自戦記、2002年の竜王戦2組2回戦、鈴木大介七段(先)-深浦康市七段戦より抜粋(太字部分)。 この自戦記は、2003年将棋ペ...