観戦記

観戦記

羽生善治四段(当時)と大山康晴十五世名人の初めての対局

大山康晴十五世名人と羽生善治四段(当時)の初対局。 この対局は、将棋世界新春お好み対局として企画されたもので、持ち時間は各90分、将棋世界1988年1月号での観戦記は小説家の井上光晴さんが書いている。 井上光晴さんの観戦記「羽生天才少年の敗...
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中原誠名人に圧勝した羽生善治四段(当時)

将棋世界1987年10月号、鈴木宏彦さんの「新人賞・羽生、タイトルホルダーに挑戦・最終局〔羽生善治四段-中原誠名人〕観戦記「羽生、名人も吹っとばして終了!」より。 「負けました」  午後3時32分、中原名人が投了を告げた。手数91手、目前に...
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羽生善治四段(当時)の「タイトルホルダーに挑戦」

将棋世界1987年7月号、池崎和記さんの「新人賞・羽生、タイトルホルダーに挑戦・第2局〔羽生善治四段-桐山清澄棋聖〕観戦記「羽生、『棋聖』も圧倒!」より。  16歳のスーパールーキー羽生の実力がタイトルホルダーにどれだけ通用するかお手並み拝...
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井上慶太五段(当時)「きょうは勉強のため中飛車を指そうと決めてたんです。それもフウシャ(風車)で……」

近代将棋1987年10月号、伊藤果六段(当時)の第10回若獅子戦準決勝〔井上慶太五段-中田宏樹四段〕観戦記「置かれたままのメロン」より。 「昨年は出来すぎ」と中田は謙遜するが、勝率1位なんて、獲りにいって獲れるもんじゃない。井上は60年度暴...
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大山康晴十五世名人、63歳での名人戦挑戦

将棋世界1986年6月号、たつの香太さんの第44期名人戦〔中原誠名人-大山康晴十五世名人〕第1局観戦記「中原、イビアナで楽勝!」より。 「えらいことが起きるもんだ」  将棋ファンなら誰でもそう思う。  大山康晴十五世名人、63歳である。名人...